休職の現実も、未熟さも、まるっと認めて自分を愛したいのだ❤️🩹
こんにちは、こんばんは。きあなです。
今日は初めて転職エージェントと面談しました。
声色からして若くてわたしと年齢はあまり変わらなさそうで、とても優しく言葉を選んで話してくださる方で、素直な気持ちを話せました。
面談自体は構えていたよりもずっと気楽でした。
それに、休職していることを転職サイトや職務経歴書に書くかどうかはわたしの自由で、実際知った時に結果が変わる企業はあるにせよ、聞かれない限り別段自分から話さなくてもよいということに、とても安心しました。
でも、正義感の強い、というかモラルに敏感なわたしは書かずにいられないので、いずれ書くことになるか、面接で自分から話すだろうと思います。
さておき。
エージェントの方に言われて、ぐさりときたこと、というか盲点が2つ。
わたしはもう一度働く準備ができているのか?
1つ目は、「わたしがもう一度働く準備ができているか確かめる」ことについてでした。
エージェントの方曰く、一般的に、医師からの診断で職場復帰できるくらいになってから転職活動をはじめた方が良いとのことでした。
わたしの担当医の先生は、とてもビジネスライクな方ですし、
カウンセラーの方は「縁があったら働いてみたら」とおっしゃっていて、
どちらからも、わたしが働く準備ができているかどうか専門家としてのご意見を聞いたことがありませんでした。
わたし自身は、友達に会って仕事の話を聞くたびに、定年退職したばかりの父の話を聞くたびに、「早く働きたい」と思っていました。
でも、エージェントの方のお話を聞いて
「わたしは心の底から働きたいというよりも、自分のキャリアへの安心感がほしいのではないか?」と思いました。
渡米にむけて、そもそもあと数年間の日本でのキャリアは必要?
2つ目は、「数年後の渡米に向けてどんなキャリアが必要か?そもそもキャリアは必要か?」という問いです。
これは、パートナーと話し合うように言われました。
わたし自身は、アメリカで就職するためにアメリカで名前が知られている会社に入ること、あるいはビジネスで英語を使うチャンスがあることを転職の条件に設定して、完全に後者の問いを考えていませんでした。
たしかに雇う側にしてみたら、長く働いてくれる人材が欲しいのは当たり前。
自分のことしか考えていませんでした。
それに、日本にいる現在の状況から逃れられる手段としてしか、渡米という近い将来やってくる現実について捉えていませんでした。
彼の希望を尊重する彼女というより、これではわたしはただ現実から逃げようとしているだけです。
こんなこと、わたしの両親にも彼のご家族にも見透かされてしまうに決まってる。
そこで、同じ米軍ガールフレンド仲間の日本人の友達に連絡してみました。
米軍ガールフレンド仲間のおかげで気づいた、わたしは未熟
彼女もわたしと同じように職場環境が原因でうつ病になり、退職を決めていました。
そんな彼女から、「失業保険もあるから、仕事を辞めても死にはしない!病気なんだから外部に助けを求めまくるの大事!」と言われて、はっとしました。
彼女は転職活動も、仕事を辞めてしばらく休んでから考えるそうだし、
病院で適切な治療を受けていました。
彼女はきちんと自分と向き合っている。
一方のわたしは、焦って焦って空回りの日々。
カウンセリングだって、お金がもったいない気がしてケチっていたし。
勉強しようと思っても、運動しようと思っても、意味を感じられなくて、何一つ続かない。
キャリアアップしていく周りの友人に追いつこうと必死でした。
学生時代の、自信たっぷりで、周りから頼られる、将来は希望だらけの自分を取り戻したくて。
自分の予定や時間をどうにか埋めて、休んでいることへの罪悪感も一緒に葬って、自分の気持ちに向き合おうともしていませんでした。
「助けて」と言えずに、
ずっと誰の前でも「前向きなうつ病患者」を演じていたのではないかと思います。
明るい性格を保って友達とこれまで通り遊ぶし、もうすでに次のキャリアのために勉強していて、もう数年で大好きな人と結婚するし、渡米して憧れのアメリカでの生活と新しいキャリアがわたしと待っているー。
不安という真っ黒な自分の本心を、偽りの希望で黄色く塗りつぶしている。
RGBの三原色では、黒に何をどう塗ったって黒なのに。
こんなことをしている時点で、まだ働く準備どころか、
人生のステップを一段上がる準備は全くできていないです。
自分以外のうつ病患者である彼女を見て、彼女の話を聞いて、
やっと自分の状況を客観的に見られた気がします。
今までずっと避けてきたけれど、同じ境遇や状況にある人のことを知るのは大事ですね。
わたしはたまたま、わざわざ出会おうとしなくても、大好きな友達にいたことが本当にラッキーです。新しく人と出会うのにもエネルギーがいるから。
彼女の話を聞いて、自分の未熟さを知ったと同時に
もう一つ忘れていたことを思い出しました。
SHElikesのイベントで教わったキャリアブレイクの4ステップ
それは、SHElikesのイベントで「キャリアブレイク」という、
休職や離職をポジティブに捉える新しい言葉を知ったときに教わった4ステップです。
もしかしたら、この状況から抜け出したいのに抜け出せなくて苦しんでいるわたしは、「キャリアブレイク中の4ステップ」の
3つめのステップに、ようやく移行しようとしているのでしょうか。
1 休みはじめてどう過ごしたらいいかわからず、そわそわ
2 休むことに慣れてきて快適にすら感じる、だらだら
3 そろそろ働こうと思ってがんばるけど現実が見えて、がっくり
4 やっと自分の望みがわかって、実現できそうで、わくわく
あくまで上記はわたしなりの解釈ですが、こんなようなことを聞いた覚えがあります。
わたしが過ごしてきた日々も、このステップに当てはめると無駄ではなかったのかな。
こうやってnoteに書いていくと、だんだん頭も心も冷静になってきて
こぼれていた涙も止まりました。
わたしはやっぱり、周りから生き急いでいると言われるくらい、何かしないと落ち着かない。
だからきっと、これからも勉強するし、SHElikesは続けるし、転職サイトも毎日眺めることでしょう。
でも大丈夫。もう知ってる、もう堂々と言える。
わたしは未熟!
キャリアブレイクの4つ目のステップに踏み出せるように、
未熟な自分を認めたいし、もっと自分に優しくなりたい。
誰よりも、自分の心の声の近くにいるのは自分だから。
もっと電車乗って人間つれづれ書きます🚃