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キャリアに迷ったときに行くといい場所

自分が今後どうしていきたいか迷ったとき、
今までの思考に新しい流れができる工夫をしている。

私がよくやるのは、いつも行かない場所に行ってみること。
特定の施設に行ってみてもいい。知らない道を気の向くままに歩くのでもいい。
新しい場所へ行くと、いつもと違う自分と対話できる。

先日、大きな科学館に行ってきた。キャリアの方向性を決めるためではなかったのだけど、これから自分の研究テーマや仕事を決めていく人に行ってほしいと思った。多くの事象や課題が取り上げられて、それぞれ専門家がいる。私にはまだまだ知らない職業がたくさんあるんだなぁと気づいた。

盛りだくさんすぎて、数時間ではすべて周りきれなかった。ほとんどが体験型だ。私たちの身近に起こっている事象を体現してくれている。どうやって目に見えないものを形にしていくか、その発想が面白い。例えば、何もない状態から竜巻を作れたり、水を使って発電してみたり、食べたものがどのように体を巡って栄養になっていくのか可視化できたり。理科の教科書の内容がすべて私たちの前に現れている。

客層も親子連れやカップル、友人同士、シングル、老夫婦とさまざま。すべての人が楽しめる要素が詰まっていた。自分の好きな人たちと好奇心を刺激される場に行けたら、楽しいよね。誰と行っても楽しいということに、科学の力のすごさを感じた。

一つひとつが本当に面白くて、「これについてもっと個人的に勉強してみたいな」と思うジャンルがたくさんあった。1つの分野だけで終日過ごしたい。そして、毎週通いたい。きっと他の人にも刺さるジャンルが1つはあるはず。


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吉野千明
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