【過保護は✖で、マザコンは〇な話】
こんにちは、そらまめです。
唐突ですが、
「いったいどうしたら成績が上がるのでしょう??」
と聞かれたら、
そのひとつの答えとして、
コツコツ勉強出来る子が最後には勝ちます。
というあまりにも分かり切った返答が真っ先に頭に浮かびます。
では、
「いったいどうしたらコツコツと勉強出来る子になってくれるでしょう??」
と聞かれたら、
それがもっとも難しいことですね、と言わざるを得ません。
ただ、ひとつだけ言えるのは、
子供に無理矢理勉強させようとしても、逆効果にしかならないということです。
元から勉強が好きな子、というのも一部には存在するでしょうが、
その他ほとんどの子が持つ勉強に対するイメージは、マイナスなものばかりだからです。
人間は元来、
好きでもないことを強制されると、余計に好きじゃなくなったり、やる気がなくなるという性質を持っています。
そういう本来の特性に逆らって、無理矢理に勉強を強制すると、
たとえ志望校の合格を勝ち取ったとしても、
例えば中学に入学した後に、燃え尽きて廃人の様に何もやる気が起きなくなったり、
不登校になったり、
親に対して激しく反抗するようになったり、なんてことが起こり得ます。
先日、
塾に通う大きなメリットの一つに、共に切磋琢磨し合える友達の存在があるというお話をしました。
長男と同じ、関西最難関の中高一貫校を合格した塾友の中には、
当初はどう考えても合格は無理だろうと思われていて、実際に受かった後になっても、
入学後の苦労を考えて通うのを躊躇していた子なども何人かいました。
ところが、そんな彼らも今では立派に学校生活を満喫しているように見えて、それはひとえに、やはり塾時代からずっと仲の良い仲間の存在が大きいそうです。
それがみんな親子仲良しだということです。
特に母親とですね。
うちの妻から聞くところによると、
ママ友たちは皆さん、お子様の学校での様子など事細かによく知っておられて、
そこから推測するに、家庭の中での会話が普段からとても多いのだろう、ということでした。
文化祭や保護者会などに出掛けても、
普通なら、母親と一緒のところを見られるのが照れ臭くなる年頃でもある筈なのに、
平気で仲睦まじい姿を友達の前でも見せてくれています。
それはもうもしかしてマザコンなのかな!?と疑ってしまうぐらいです。
僕が中学生の頃なんかは、
親が学校に来た日などは恥ずかしくて仕方なく、ついつい母親に素っ気なく接してしまったりしたものでした。
優秀な子供たちは成績だけでなく、こんなところでも親孝行出来るのだなと、つくづく感心してしまいます。
マザコンの定義はよく分かりませんが、
それが友達同士のように親子の仲が良いことも含まれるとしたら、あながち悪くないなと思います。
ということで、
もし今、「自分は子供に対して過保護すぎるんじゃないだろうか!?」と不安になったりしてる方々。
もちろん何でもかんでも口出ししたり、世話を焼き過ぎるのは良くないですが、
家庭での会話が多かったり、
時おり一緒に遊びに出掛けたりする関係が築けているのなら、
これからも自信を持って継続して欲しいと思います。
とても順調にいってる証。これ以上に幸せなこともありません。
それではまた!
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