パートナーへ「わたしのつよみってなんだとおもう?」
とにかく自信がなかった、年始の1月。
しいたけ占いで、《前例がない、モデルとなるような正解がない状況があったとしても、「勝算はある! 私、やっちゃいます! 」と言って、チャレンジしてしまうのです。》と言ってもらえるおひつじ座にも関わらず、ふいに闇は訪れる。
なぜ、自信がなくなったか。
理由は明白で、対応がキツいと言われてきた、大型クライアントをドンと任されたから。
業務も増える、責任ものしかかる。
考える必要のない期待値を想像して疲弊する。
ほんとーに、考える必要がないことなのに(いまそう思えることに、感謝)
「わたしの言動(メールのたった一言とか)でクライアントがお怒りになって、案件つぶしたらどうしよ」とか、「先のことを考えると私はこれもあれもそれもこれもこれもこれも、、、こんなにやんなきゃじゃん!もうむり!」とか途方もない取越苦労をしていた。
人間、病むときはとことん病む。
自暴自棄になって、「いっそのこと、ぜんぶなくなれ」と思考するまでに落ちてしまった。。。
正直、社会人人生で仕事を楽しむことしかしてこなかったわたしの最初の闇(病み)だ。
そんな落ち込み気味のときに、わたしのパートナーは
「otokiから暗いオーラを感じる。。。」
「otokiのいいところが出でない」
などと言ってくれていた。
正直、ことばにして「しんどい」「つらい」と言う前から「暗いオーラ」と言ってくれていたのには驚いた。
よく見てくれているんだな〜と。
そして、わたしはパートナーに唐突に聞いてみた。
「わたしのつよみって何だと思う?才能でもいいよ」と。
パートナーはけっこう悩んだ。
「えー、うーん。。」と悩みながら、
そして、こう答えた。
「楽観的でなんでもできると思ってるところ。前は絶対できないこともできるっていうから良くも悪くも半々だったけど、otokiが暗いオーラを放つようになって、楽観さが失われたら、魅力が半減した」
あーなるほどな、と合点がいった。
わたしはこれまでの経験に基づいて、自信があるから突き進める様になったのだと思っていたが、できなくてもできるじぶんを思い描いて、「うん、わたしならできる、やれる、やっちゃえ!」と根拠のない自信のもとに、楽観視して、突き進む勘違い力が魅力の源泉だったのだ。
これは、パートナーから言われないと気づくことはできなかっただろう。
結婚して、はや5年。
少しずつ、わたしたちは関係を深めていっている。
近いひとに、つよみを聞くなんて機会はあまりない。けれども、聞いてみると出てくるワードに気付かされ、そしてびっくりする。
そんなにもみてくれていたのね、と感動もする。
パートナーとの距離が近くなりすぎると、ちょっと礼儀を失念したりもする、(ごめんね、ありがとうと本当は言いたいのに)だから、そんなときにやってみてほしい。
「わたしのつよみってなんだとおもう?」
恥ずかしがらずに聞いてみて。
きっとおもしろい答えが返ってくる。
2月に入り、病み期はほとんど過ぎ去った。
パートナーの力添えももちろんあるが、それに加えて、7ヶ月間継続しているジャーナリング、マインドフルネスの効果も病み期に突入したからこそ、実感することができた。
じぶんのこころを整え、思考をとめる術を知っていること。
それだけで、病む期間を減らすことができる。
じぶんをできるかぎり、最適な形で戻すことができる。
この手法はだれにでもできる。
今度は、ジャーナリングやマインドフルネスの魅力も語っていきたいと思う。