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自撮りって恥ずかしい 〈起業暗黒時代編〉

自撮りは仕事上必要なんです。


今やSNSで自分の写真(自撮り)を投稿するのは当たり前の時代。
特に起業している人は、自分を売り込むためにまさに「顔をうる!」ことをするのに必死です。


私も5年ほど前はじめて起業塾に入った時に「Facebookは1日5投稿・20コメントを入れろ」と言われたので続けていました。


しかも投稿内容は、プライベート:仕事を4:1で投稿。
自撮りも必須。

「顔のわからない人に仕事なんて頼まない」
当時、右も左も起業というものがわからないわたしは、そりゃ怖い怖いコンサルの言うことを素直に聞き、もうイヤイヤ自撮りを始めたのです。

『外で携帯片手に自撮りするなんて恥ずかしい。』

携帯のどこを見たらいいかわからないし、一体全体どんな顔をしたらいいの?
毎日自分の顔写真をあげるなんて嫌で嫌でしかたなかった。

周りに
「あの人自分で自分のこと撮っているよ。かわいいとでも思ってるのかね」と陰口言われているんじゃないか
「あのおばさん、ヤバイね・・・」とか若い子に言われているんじゃないか、他人からの目が気になって気になって。

というのも、自分がきっとそうやって見てたからなんだよね。
日本人ってセルフィー・自撮りの文化ってあまりなかった気がするの。

(2020年、わたしたちジドリアンには生きやすい世の中です!
わりと自撮りしている人増えたと思います。)


そもそも写真に映ることが嫌いなのに、自撮りなんて通常よりも自分の顔がドアップ!恐ろしくて仕方なかった。

あとカメラに向かって笑えないんですよ。
なんかわたしは笑顔をしてはいけないみたいな呪いにかかってて。

でもそんな写真をFBにあげるわけにいかないので
なんとか自分なりの笑顔を作ります。


できるだけ短い腕を伸ばして写真を撮ってました。
でもいやいや撮る自撮りって

イタイ!

端から見ててもイタイ!

無理やりな笑顔だから、またキモい笑顔になってさらに自己嫌悪。そしてまた写真が嫌いになる・・・。自己嫌悪・自己否定。

周りから「最近なんか頑張ってるね」と言われるセリフも、嫌味にしか聞こえなくて、そう思う自分がまた嫌いだった。

ただ人間は慣れというか、嫌なんだけどもうやるしかないとなると、しっかりやるもんですね。

今度はいわゆるドヤ顔・キメ顔を作るようになるんですよ。
この顔で撮っておこうみたいな定番の顔。

するとSNSはドヤドヤのオンパレード。

だから本当に楽しくて笑っている感じがしない。

もうそのドヤドヤ写真も本当は嫌いだけど、やるしかないじゃん。

だってこう言うんですよ。
「成功したかったら我流をやめろ!わたしがやっているように真似ろ!」

もうやればやるほど苦痛。

結局あまり結果は出せず、そのコンサルを離れた後はそういったダッサイ写真を撮るのはやめ、自分なりの自撮りを撮るようになりました。

だからドヤドヤ写真は少なくて
わりと自然体な自撮りがとれていると思います。

◆Before (ドヤドヤ)

画像1

↓    ↓    ↓

◆ After 

画像2

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まず表情が違うのがお分かりいただけるだろうか!?

まあ髪型の違いはさておき、
起業女子のドヤ顔から
プライベートな一コマ撮っちゃいましたみたいな
ナチュラルさに変わっていると思うんだけど?


自撮りがいやいやだった女

自撮りを楽しんでいる女


実はこの過程では

自己肯定感の低い女
 ↓
自己肯定感がある女

という心の変化が大きかったです。


そうなったきっかけは
わたしが得意とする他撮り風自撮りにあるかなって。

他撮り風を自撮りとは、誰かに撮ってもらったかのような自撮りのことである。


ドヤドヤの自撮りではなくて、雑誌の1ページのような景色や建築に溶け込んだ写真をこれをFBやInstagramにあげたら、女子からのいいねや教えてもらいたいという反響が多かったんです。


あげる度に周りから高評価!

『あれ?わたしってこういう自撮りなら昔からやっているし好き』

しかも誉められたことで、小さな成功体験をえて自信につながりました。

「え?自分で撮ってるの?素敵!」
なんて1度や2度、1人や2人どころじゃなく言われ、
「教えてもらい!」なんて言われたらさらに自信につながったわけです。


じゃあ、そもそもなんで他撮り風自撮りを昔からやっているのか?

それは次に書きたいと思います。

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自撮りはマインドが100%|ホテル暮らし一級建築士 喜多島みなみ
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