体調不良が止まらない
めまいと吐き気
2020年GW明けの朝。
長男君、いつものように自分で起床。
たくさんご飯を食べ、
洗顔して制服に着替えたところで
異変が起こりました。
頭が痛い…目が回る…気分が悪い…
フラフラしながらトイレへ。
真っ青な顔で出てきたので
休ませて近くの脳神経外科へ。
MRIも撮ってもらったけれど異常なし。
その日以降、学校へ行こうとすると
このような状態になるのです。
制服に着替えている途中で
バタン!と倒れることも。
目を見るとグルグル回っています。
何度、救急車を呼ぼうと思ったことか!
頑張って登校まで漕ぎつけても
しばらくすると
バタバタと帰ってきてトイレへ直行。
(だから登校後も鍵をあけたままに。)
いろんな病院へ行ってみたけれど
大きな病気は見つかりませんでした。
安心する一方で
じゃあ、なんなの!?
どうしたらいいの?が
私の頭の中でグルグル・・・
仮病でないことは、明らか。
それなのに…
「学校に行かなくてもいいよ」と
言ってやるまで
とても時間がかかってしまいました。
(私が一番後悔していること!!)
ひとりになりたい
そんな日が続き、長男君が
「ひとりになりたい。
ひとりの時間が欲しい。」
(自分の部屋でひとりになってたはず
ですが。)
自分の命を絶ってしまうようなことは
しないだろうと思えても
ひょっとして…と浮かぶと止まらない。
体調不良は心配だけど
病気ではないならひとりになることも
必要かも。
そんな2つの思いの間を
私は揺れに揺れながら
長男君がひとりになれるよう
仕事へ行ったり、
用事がなくても出かけたりしていました。
(行き先は、たいてい近くの海岸。)
実は、長男君だけでなく私にとっても
ひとりになることは大切なことでした。
仕事でもなく、家でもないところでは
自分の置かれた状況を客観視できたり、
冷静に夫にLINEで報告できたりしました。
けれど、長男君に言われなければ
あえてお互いひとりになる時間を
作るなんて
思いつきもしなかったかもしれません。