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311に寄せて・喪失の哀しみと再生のためにできること。


急遽ですが、コミックエッセイを
お休みしてUPします。


沢山のいのちが失われた日。

大切な人を喪った喪失の哀しみと
再生のために。



いつの日か、逝ってしまった人に
ありがとうが言えるように。



私自身は被災者ではありませんが、
不慮の死を遂げた親友を
救えなかった自責と、
それでももらったものの大きさに
支えられて、
そのたったひとことを
言えるようになるまでに、
20年かかりました。


だから、震災から12年経っても、
いまもずっと
苦しみ続けている人たちが
いるだろうと思うのです。



限られた時間で
自分が今できることといえば、
結局、作品で伝えるくらいしかなくて。


親友へ捧げるために、
死ぬまでに描き上げたい物語の
ネームを載せさせてください。


清書する時間が無く、
お恥ずかしながら
ネームとも呼べない段階ですが、
ラストシーンのイメージです。


随分前に描いたもので拙く、
未だカタチになっていないのですが、
決意表明も込めて
まずは発信します。



もしも必要としている方に届くなら幸いです。





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喪ったものは戻らない
取り返しなんてつかない

でも それでも

たったひとつのことすら
叶わなくても いい

もう 十分だ



『夏日星』
『弓星』
『斗掻星』



勝手に意味づけて
勝手に慰められる


でも いまそれを
感受できるのは


田中のおかげだよ

たったひとつの言葉さえ伝えられれば――




田中

ありがとう






ありがとう






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深謝 (ミシャ)🍀50歳からの挑戦で漫画家デビュー!クアッド介護マンガ連載中
後押しいただけたら、地の果てまで頑張れそうな気がします…!