編集者・講師からのネーム評価:ストーリー流れ・見せ場・斬新な演出はOK、課題はキャラと深掘り!
フィギュアスケート漫画のネーム、
事前にチューターさんに見ていただいて、
「クライマックスの見せ方が弱い」など
指摘された点を改善▼
現役編集者の方の出張批評会や
専門学校の講師の方に見ていただいて
様々なご意見いただきました!
おおむねこんなカンジでした
編集者・講師からの意見・指摘
■良かった点
・ストーリーの流れ、漫画の骨格は出来てる
・主人公の目標の提示、見せ場はOK
・斬新な演出、工夫はいい。
このままこの頑張りは続けて。
見づらくならないよう、バランスをチェックして。
■改善が必要な点
・主人公に感情移入できるかというと微妙。
他のキャラとの相関関係が不明瞭。
・ライバル関係はわかるけど影が薄い。
誰と誰のハナシ?伴走するのは誰?
・つかみOKだが挫折までのパートが長い。
話は丁寧だが、各パートが丁寧すぎる。
・ほぼスケート場での話なので
各パーツ毎の切れ目がわかりにくい。
どこで何してるか、伝わってるか、
読者の視点で5W1Hを入れて
・絵柄の古さ、画力の向上が課題。
線の太さ、輪郭のつくり方を研究して。
ふわふわの線は×!
・デッサンでなく、見せ場や演出の仕方が重要
■講師からのアドバイス
・アーティスティックな方面に振るやり方が
合ってるかもしれない。
天才にしか見えない世界をモノローグで見せるなど。
・指摘された他キャラとの関係性などを掘り下げると
7巻1,400P(!)くらい必要になる。であれば今回は、
2ヶ月で絵をできる限り150%いいモノにして、
「これが自分のMAXです!」という状態に仕上げる!
本誌で空きが出たらスグ載せてもらえるくらいの
レベルまで「いい絵」を創るつもりで。
・方針が固まったら迷わない。進むのみ!
■上記を踏まえての今回の目標
・まだネーム段階でも、絵柄の古さとか
「ふわふわダメ」とかわかってしまうものなんですね💦
(プロから見れば当たり前なのかもしれませんが)
・見せ方の参考として
槇村さとる先生のお名前が挙がったのですが、
フィギュアスケート漫画の第一人者である
槇村先生の漫画で私自身が育ってきて、
全部読んでほぼ所持していて、
しかも先生は現在フィギュア漫画連載中、
同じ題材を描くだけでも恐れ多いのに
同じテイストでは勝負にならないので、
違う闘い方をするしかなくて
斬新な演出とかを捻りだしたのでした。
なので、今回の作品は、
絵柄改造と人体画力向上が第1目標!
ストーリーの粗い箇所は
出来る範囲で手直しするとして、
とにかく仕上げることを最優先します。
合言葉は、
「駄作を量産する勇気!!!」
by炎尾燃(島本和彦先生)