きままにエッセイ。呪いの言葉と魔法の言葉
先日、芦沢央さんの「今だけのあの子」という小説を読んだ。女友達をテーマにした短編集で、「わかる、わかる」と頷きながら読み進めた。
人生の中で、一生繋がっていられる友達は少ないのかもしれない。人はそのときどきで生活が変わり、住む場所も変わり、価値観までもが変わってしまうからだ。
そんなとき、10年ぶりに友達と会うことになった。ネイルの学校に通っていたときの友達で、SNSは繋がっていたものの会うことはもうほとんどなかったけど、たまにするDMのやり取りをきっかけに久しぶりに会お