オススメ「ビジネスモデル2.0図鑑」近藤哲朗さん
今日は「ビジネスモデル2.0図鑑」という本を読みましたので、自分の勉強の意味も含めて感想を書いてみます。
まず、本の紹介としてAmazonのリンク先を貼ろうと思ったのですが、既に著者がNOTEに投稿されていました。
※しかも、中身がかなり(全て?)公開されていましたので、少し
驚きました。
まず、タイトルですが、ビジネスモデル図鑑という事で、基礎的な
サンプルフォーマット集をイメージしていました。
しかし、そうではなく、ビジネスモデルに関する知識や今後の世の中の
動き等を簡潔に説明した上で、100の企業のビジネスモデルを解説されて
おり、それぞれ勉強しながら読み進める事が出来ました。
とても勉強になりましたし、早速、本書をもとに今の仕事をビジネスモデル化するべく、活用させて頂いています。
ビジネス書は、読書時に学びを得るものの、日常に活かそうとすると、
上手くいかない事が、自分の場合よくあります。難しく考える内に、何が
ポイントか分からなくなり、複雑化して集約できなくなる為です。
本書はビジネスモデルのフォーマットをシンプルにする事が条件とされており、複雑化して集約化できない、という状況になりにくいルールになっていると思いました。色々と試しながら自分で作ってみたいと思っています。
社会人だけでなく、企業やビジネスを考える学生にも本当にお勧めの本です。
内容は、著者のNOTEにも記載されていますので、私が自分のノートに記載した「メモ」を書きます。
起点、定説、逆説を考える。逆説がポイント
逆説だけでなく社会性、ビジネス、創造性の3種類のバランス
社会性は八方良し
ビジネスは儲けの仕組み。経済合理性
創造性は逆説
バランスシートの解釈・説明が秀逸
資本と資産の関係。無形資産を増やす
機関投資家は、ESG投資にならざるを得ない
最後に、100の企業事例を少ない言葉で、ここまで分かりやすくまとめ
上げる著者は、とても頭の良い方と思います。
次回作等、今後の動きに期待しています。