トヨタとスズキ、インドへのEV展開
スズキとトヨタがインドでEVを製造し、25年までの販売を目指すようです。
インドは来年2023年には中国を抜いて世界一の人口となる見込みで、将来有望な市場となるようです。
また、消費だけでなく電池や基幹部品などの供給面でも魅力があり、インドで製造した製品を中東やアフリカに輸出する拠点としても期待が高まっているようです。
人口で度々比較される中国との数値データを見てみます。
人口
中国 :14.3億人
インド:14.1億人
GDP(2021年)
中国 :17,458,036(百万ドル)2位 ※インドの5.7倍
インド: 3,041,985(百万ドル)6位
自動車販売台数(2020年)
中国 :25,311,069台(32%) ※インドの8.6倍
インド: 2,938,653台(3.7%)
世界 :77,971,234台
現時点の数値で言えば、まだまだ消費国としては中国と差がありますが、何といってもこの人口数。
消費国として各国の資本が注入され続ければ、大きな変化が生まれても
おかしくありません。
先進国ではEVや自動運転車の開発が過熱していますが、インドのように
これから大きくなる国では、ガソリン車はともかく、トヨタが得意とする
HV車も、まだまだ需要は高いと考えられます。