H3ロケット 2号機の打ち上げ成功
2024年2月17日9時過ぎ、H3ロケット試験機2号機を打ち上げ、無事に成功しました。
約1年前の前回に失敗している事もあり、担当者には大きなプレッシャーがかかっていたと思いますが、打ち上げ成功、本当におめでとうございます。
これにより、日本の安全保障や通信インフラの確保、宇宙開発プロジェクトへの貢献など、今後、大きな意味をもたらしそうです。
H3は前身のH2Aより一回り大きくなり、より重たい物を運べるようになっています。価格も従来の100億円程度かかっていた打ち上げ費用が、半分の50億円にまで圧縮されています。
スペースX(米国)よりも15億円ほど安く、「高性能・低価格」を武器に世界各国がしのぎを削る宇宙ビジネスに勝負を挑みます。
今後は国内の災害監視や即位などを行い、その後、月探査「アルテミス計画」などに参加するようです。
世界的には、国や民間含め多くの製品がライバルになります。
再利用可能なファルコン9(スペースX)、ヨーロッパのアリアン5をはじめ、中国、ロシア、アメリカ、インドなどのロケットがあります。
今後の宇宙ビジネスの普及には、コストや品質面での競争力が必要と思いますので、よりしのぎを削って開発を進める必要がありそうです。