コロナ「みなし入院」急増

日経新聞記事より
日本生命保険は9月26日の契約分から、入院給付金の上限額を現行の40万円から30万円に下げる。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、自宅で療養する感染者にも給付金を支払う措置が続いている。感染の事実を告知せずに保険加入して給付金を申請する「モラルリスク」も指摘されており、上限額の引き下げという厳しい対応に乗り出す。

 コロナ前、医療の進歩により、長期入院が減るなか、日帰り入院でも給付金をもらえる商品が各社から発表されていました。
 中には、日帰り入院でも最大40万円になる商品もあったようです。

 しかし、コロナ禍で、自宅で入院する「みなし入院」が増加した事から、当初想定を超える数の申請され、支払金額が大幅に増加しました。
 最近は重症化のリスクが減り、無症状者も増加しており、更に申請者は
増加すると考えられています。

 これに対して、一時金を削減するなど、保険会社も手を打たざるをえなくなっているようです。
 保障の手厚さがポイントの日本生命「ニューインワン」は、1か月あたり最大20万円から10万円に引き下げます。

 コロナ禍という通常ではない状況ではありますが、改めて、いろんな抜け道があるものですね。


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