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ゲーム実況で大号泣した話

Detroit: Become Humanと牛沢さん

みなさんはDetroit: Become Humanというゲームを知っていますか?

PS4で発売されたソフトで、2038年のデトロイトを舞台に普及した人型アンドロイドが自由を求めて大きな出来事を起こす、というシナリオです。


初めてこのゲーム実況を見たのは、自分がいつも楽しんでいる牛沢さんの実況です。元々、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの実況から入ったわたしは、ゲームの中で丁寧にストーリーを楽しむ牛沢さんにひかれました。(以後、勝手にうっしーと呼ばせてもらいます)他のゲームも基本的にRPGばかりで、それもわたしがひかれた理由だと思います。

動画を食わず嫌いせずに、とにかくかたっぱしから見ていこうときめた私は、コメント欄などでよくみるタイトル「Detroit: Become Human」を見てみることにしました。

ここから先は、エンドを見たどなたかと語っているつもりでネタバレも含めて勝手に語ります。誰かと感動を共有したい気持ちが溢れる〜〜〜!

エンド後の感想 問わず語り

さて。私が見終わって考えたこのゲームの特徴。それは圧倒的没入感と、プレイヤーの倫理観が出ることではないかと思います。

実況中うっしーの、「仲間を守る」という信念を通した選択が、最後全てのキャラを生存させる未来につなげた。ただただ感動してしまった。私はプレイをしたことがないけれど、きっと自分で究極の選択を迫られた時、その時の感情でぶれてしまうような気がしてならない。そのリアルさもまたこのゲームの良さですよね。


特に大感動したのは、父親の虐待を受けていたアリスちゃんと逃げていたアンドロイドのカーラが、最後の最後で国境を越える検問所でどの選択をするかというシーン。うっしーはずーっと悩みに悩んで(ポーズ画面にしてまで悩みに悩んで(笑)誰も犠牲にしないという選択をする。

同時期に、人間へデモ活動をしていたアンドロイドのマーカスが、世論に平和的に訴え続けていたからこそ、その時の係官は、カーラの気持ちに心動かされ、見逃してくれた。「カナダへようこそ」と微笑みを浮かべて。

最初に見た時、本当にどうなるか分からなすぎて、まさか係官が見逃してくれるということになるなんて想像もつかなかった。だから、係官がそう言って、カーラの相棒アンドロイドのルーサーがそっと目を閉じて安堵した顔をした時、涙が止まらなかった。まじでリアルに号泣してしまったのだ。
本当に、ストーリーに心動かされて号泣したのは、ワンピース以来かもしれない。

アンドロイドの捜査官コナーが変異体になった時、そして謎の女性アマンダの正体がわかった時も鳥肌が立った。まさか、アマンダといたあの場所がコナーのシステムの内部の情景だったなんて。

ここからは勝手な憶測だけど、きっとアンドロイドの創造者カムスキーはコナーというプロトタイプに「感情」と、我々プレイヤーという「大いなる意志」を宿したんだと思う。同時に機械としての本来のプログラムのインターフェイスを、自分のプログラマーの師匠である故人アマンダに模した。これは、アマンダに対する挑戦だったのではないか?自分の芸術が勝つか、機械本来のプログラムというアマンダの意志が勝つか。もしプレイヤーである私たちがあの時、非常口という存在を見つけなければ。もしそもそも変異体にしていなければ。アマンダとコナーはそのまま「同じ存在」としてい続けたのかもしれない。いや、本当に深すぎる。

RA9というアンドロイドの「救世主」。それは間違いなく、3キャラクターを動かすことのできる、プレイヤーである私たちのことだと思う。私たちがあのアンドロイドたちの「意志」である。そしてそうでないCPUのアンドロイドたちは、自分たちでどう選択して良いかわからず、救いの手をRA9にたくす。3キャラとそれ以外の変異体との違いはきっとここにあるんだろうな。

そう考える本当に深くって、私たち現実でもどうして良いかわからず救いの手を求めてしまう時、大いなる意志(神様)を信じるしかなくなる。もしかしたら、プレイヤーが神の世界にいて、それに沿って私たちは進んでいるのかもしれない。
そう信じて生きていきたいと祈る時、信者になっていくのかもしれないな。

いやーとにかく本当に心底素晴らしいゲームだった。
私の愛するNintendoの可愛い世界観とはまた違ったリアルさを感じて、もっと他のゲームを知りたくなった。

うっしーには本当に感謝したい。勝手に感謝しています。
もし誰かにおすすめできる機会があれば、絶対にすすめたいな。
語り友達がほしい。



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