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ひすとり先生のチャレンジノート

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中高教員が、授業・学級経営・職場でのやり取りでの試行錯誤をまとめます。 教員の働き方、生産性をあげて自分の心を満たす時間をふやしていきたい。 教員を目指す方、同職の方、子供や教育…
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#心

自己紹介| 『7つの習慣』と教師とわたし

はじめましてこんにちは。私は、学校の教員として働いている女性です。社会科教員として地歴分野を中心に教えています。 noteを細々と始めて2年が経ちました。もともと文章を書くことが好きで、誰かと考えを共有することが好きだったので始めたのですが、今では自分自身の思考整理ツールとして救われている大切な場所となっています。 どのくらいの人が今までのnoteを親身に読んでくださってるのかは分かりません。でもせっかく続けているのだし、改めて自己紹介を書いてみようという気になりました。

新卒教員の4月を振り返る

こんにちは。最近、豆苗が育ってきた様子に癒されているひすとりです。 ゴールデンウィークが終わって1週間。 新卒教員の皆さん、本当にお疲れ様でした。 さて、今日は、 過去に書いた記事を振り返り、音声配信に直してみました。よろしければ、記事とあわせて聞いてもらえると嬉しいです☺️

「すごいね」待ちの子どもに、どんな声をかけるか?

私は職業柄もあり、多くの子どもと顔を合わせます。 その中で、いつも気を遣うのが「すごいね」待ちのこどもの対応です。 例えば、大乱闘スマッシュブラザーズという格闘ゲームを好きな小学生が、 「この間、一番強いレベル相手に勝てたんだよ〜?(ドヤ顔で反応待ち)」 と話しかけてきました。 そこで私は「強い相手に勝てるようになったんだね!」と驚いてみせます。 するとその子は「え、すごいと思わない?すごいでしょ?」と不服そう。 私は、簡単に「すごい」と伝えることに、ある葛藤があって

教師がチャレンジしていた毎日noteの更新を中断した話。

毎日更新のチャレンジを続け、108日を最後に更新がストップしました。 今日は、その理由とこれからの執筆について整理して行きます。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 更新がストップした理由は…結論から言うと、 忘れてましたーーーー!(笑) と言うのも、長く続けてきた習慣として「朝」の時間を利用した執筆をしていたの

人が変わるには、「心」よりも「行動」へのアプローチ

今日は、先日書いた記事「心理的安全性とは?」の続編です。 前回の記事では、心理的安全性の職場が生産性や成果を生みやすいと言うことをお話ししました。 では次なる問として、どのようにしてそういった職場に変えていけばいいのかと言う方法の問題が上がってきます。そこで今回は、 そもそも組織を構成する「人」が変わるには、 どうすれば良いのか という視点でお話します。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あ

担任の仕事とわたし

今日は、先生のお仕事について考えたことをぼんやりと書いていく、徒然日記です。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 担任は大変だったけど、大きな喜びにあふれていた自分が高校生を卒業させるまで、3年間持ち上がりで担任をしました。数年前のことです。 毎日、すごく大変で、とにかく仕事に追われ続けていましたが、年齢が近いこと

子どもの「察してオーラ」に気づいた時、どうしてますか?

今日は、先生の生徒指導シリーズ「子どもの自立をサポートするための声かけ」についての悩みをお話ししていきます。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 「察してオーラ」に気づきがち、先回りしがち問題私がずっと生徒指導として迷っていることがあります。 それは、子どもが発する「察してオーラ」の反応の仕方に困ってしまうということ

アウトプットするチャンネルを増やしてみて気づいたこと。

ずっと自分に自信がなかった。正直、今だって自信なんてない。 だから、私が考えたことを誰かに伝えることなんて、できないと思っていた。 だってこわいから。否定されたらどうしよう、とか思うから。 それが膨れ上がった結果、心がパンクして、休職することになった。 そこで私は、noteという街で自分発信することにしてみた。 そしたらーーーー *** こんにちは。何となく勢いで、エモいプロローグ的な始まりとなりました(笑) 
今日は、自分の考えを発信するチャンネルを増やしてみて

続『スタンフォードが中高生に教えていること』〜レッテルの脅威とは |読書ノート

あなたは堅実に育ったから、いろいろと安心ね。 ある日、とある人からかけられたこの一言が、なぜかずっとモヤモヤして残った。 そのモヤモヤの正体が、先日読んでいた本の一節によって判明したのである。納得感、スッキリ感。 今日は、言葉がけとマインドセットと教育のお話です。 「チャレンジする姿勢を削ぐ言葉がけ」には2種類あるその本とは、noteの読書感想文でも書いた『スタンフォードが中高生に教えていること』です。 スタンフォードオンラインハイスクールの教育において大切にしてい

先生、感情を書き出せる練習します。

約1ヶ月ぶりのテキスト投稿です。 この間に、本当に本当に色々なことが起こりました。コロナ対策に伴う休校措置を筆頭に、生徒のこと、教員の突然の異動など、未曾有の変化に迫られています。 わたし自身、自分の影響が与えられる領域と、関心を寄せることしかできない領域の区別はだいぶできていて、必要以上に動揺していないつもりでした。 しかしここ数日、思考停止になる瞬間があまりにも多く、自分の心と身体の状態に危機感を覚えるようになったのです。 考えたいこと、行動したいことは無限にある