【湖南市選挙解説⑬】夜の失速2件
昨晩19時から甲西文化ホールで開かれた無所属新人の藤川としき候補の個人演説会の様子が藤川としき候補と藤川みゆき市議のInstagramにアップされました。
自民党支部長の生田邦夫市長は甲賀高分子㈱の石田晃朗会長とともに出席していましたが、他に新たな来賓弁士の姿もなく、出陣式から勢力が拡大していないように見えます。
甲西文化ホールは400人余り入れますが、文化ホール正面以外の周辺駐車場は埋まっていなかったので、会場内もそれほど密にはならなかったのではないかと推察されます。
甲賀市選挙区の小河文人候補のところには栢木進野洲市長も応援弁士で入っていたので、生田市長がもう少し来賓について配慮してあげればよかったのにとも思います。
また、大規模な甲西文化ホールではなく、少し狭いサンライフ甲西の2階ホールかサンヒルズ甲西のホールを間仕切って使うかすればよかったのでしょうが、歴戦の生田市長からは適切なアドバイスがなかったのでしょうか。
寄せられた情報によれば、昼間は菅沼利紀候補の事務所で生田市長の姿が見かけられたといいます。菅沼事務所で藤川候補の個人演説会の事前手配ができたのでしょうか。さらなる情報を求めます。
一方、立憲民主党公認現職の塚本茂樹候補陣営では、嘉田由紀子参院議員を投入したようですが、湖南市では余り票につながらないように思います。しかも、嘉田参院議員は生田市長と一緒にガンバローコールをしていたので有権者もさぞかし混乱していることでしょう。
写真からは塚本候補の演説に足を止める聴衆が見られません。マイク納めの20時には「大変厳しい選挙です」と正直に吐露してしまっていましたが、序盤戦で大変厳しいということは本当にそういうことなのでしょう。
9日間の選挙戦のうち序盤3日間が終わり、早くも2陣営が失速しつつあることが感じられたのはある種の驚きでした。
(2023年4月3日記)