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湖南市選挙解説・秋の陣(その9)囲み取材

 本日は午前中にオンライン会議をして、お昼には事務所の掃除に行ったあと、13時からは湖南市菩提寺にある「菩提寺コミュニティセンター」で開かれた湖南市県政記者クラブ主催の囲み取材に参加しました。
 9社が出席した囲み取材では、告示後に掲載される「候補者の横顔」について取材されることになります。動機や公約などを厳しく問われる出馬会見とは異なり、会場の雰囲気としては緊張感が少し和らぎます。
 幹事社の記者が「釈迦に説法だと思いますし、6回目の囲みだと思いますので」と言うと会場内に笑い声が起こりました。「まずはこの4年間何をされていましたか。ここから伺います」と問いが始まります。
 おお、そこから来たか。「市長の前の町長と合わせて17年半、家庭も省みずに仕事をしていたので、妻を連れて全国を慰労旅行していました」というところから始まると、『首長マガジン』や「首長の学校」に話題が及びました。
 また、今の湖南市の状況については、特定の政治勢力が地域社会や組織団体を雁字搦めにした過去の選挙体制から、市民が自由にものを言ったり選挙に立候補したりできない土壌なので、その改革を進めたいと答えました。
 さらに、公約については、いくら約束しても実現する能力がなかったり、能力があっても邪魔ばかりされていては実現できないので、まずは公約実現ができるような市民の前で政策議論ができる政治土壌をつくるとしました。
 これは湖南市に相当する地域の過去50年近い歴史の闇の部分なので、報道陣のみなさんに理解いただくのは困難を極めましたが、長時間微に入り細に入り説明したので、ご理解いただけたのではないかと思います。

 他にもいろいろお答えしましたが、記者が「あっ!」と背後の時計を指さしたので振り返ると、すでに14時20分になっていました。「すみません。実は次の人をお呼びしておりまして」と記者が恐縮します。
 「え?もしかして松浦さん?じゃあ、ドアの向こうに対立候補がいるの?ちょっとデリカシーなさすぎじゃん!」と大笑いし、ドアを開けるとロビーにちょこんと松浦加代子候補予定者が座っていました。
 驚いた松浦前教育長が小さな声で「こんにちは」とあいさつしたので、ニコッとして会釈しました。松浦前教育長はひとりで囲み会見に臨んだようです。おそらく9人もの記者に囲まれる慣れない記者会見で心細かったかもしれません。
 闇の野合組織・ステルス「チェンジこなん」をはじめ、散々出馬を要請してきた人たちは、教育職だったので選挙の素人であるはずの前教育長をひとりで放り出すというのはどういう陣営なのでしょうか。こういう手のひらを返すようなところは反省を求められます。

 大体、松浦陣営は「同級生を中心に」選挙をするとしていましたが、その同級生がステルス「チェンジこなん」に連結していれば、「中心に」の後ろの方こそが大事であり、そこを市民に意図的に伝えないのは同じような隠蔽体質を感じます。
 そういえば、20日の告示日以降、選挙はがきが有権者のみなさんの手元に届きますが、そこに推薦人の名前が印刷もしくは手書きされています。政党、団体、市議への支援要請はしないとしていたので、誰の名前ではがきが送られてくるか、有権者のみなさんはしっかりと観察しておいてください。もし、市議の名前があれば、それがステルス「チェンジこなん」ですから。
 ちなみに選挙はがきは、告示直後から送る先である後援会名簿があって初めて有効に活用できるものなので、私の陣営では送らないことにします。後援会をつくると闇の勢力につぶされるのと、公費負担なのでできるだけ税金を使わないようにするためです。

 なお、松浦前教育長が要請を受けたわけではないと記者会見で言っていたという旧民主党の奥村展三元代議士(80)は、あちこちに声掛けをしているという情報が寄せられています。とりわけ企業団体だけでなく区長にも呼びかけが始まり、いよいよ組織力を動かし始めたという感じです。表で言うことと陰ですることが180度異なります。
 そういう政治土壌を変えていきたいというのが出馬の思いですので、湖南市の政治に携わるみなさんのうち、選挙後は市民に見える形での安心をお届けしつつ市政を一緒に進めたいという方のご参加を私は拒むものではないことを申し添えておきます。

 さて、囲み取材を終えた後は、選挙事務所の掃除をして、選挙ボランティアの申し出をしてきた方と打合せをしたり、かかってきた電話に対応したりと、結構忙しく過ごしました。明日もボチボチとやっていきます。

(引き続き、湖南市の選挙前哨戦に関する情報を求めます。ぜひこれはと思う情報があれば、Messenger等でお届けください。この活動は湖南市の政治土壌改革の一環です。)

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