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湖南市選挙解説・秋の陣(その12)自民は野合するのか?

 今日の午後になると、湖南市長選挙に出馬を表明し、「同級生を中心に」「市議の支援を受けず」選挙をするはずだった前教育長陣営では、自民と旧民主の野合組織であるステルス「チェンジこなん」が午前に引き続いて稼働しており、望月卓市議が前教育長をあいさつ回りに連れていきました。
 
 しかし、この時期に突然始めるあいさつ回りは、先ほども書いたとおり、告示直前であり政治活動ではなく選挙の事前運動の疑いもあります。ルールを破ってはいないからと言って、前教育長が極めてグレーな取り組みを重ねていくことは余り関心できるものではありません。
 
 しかも、元市議と前市長が出馬を表明しているところに後から手を挙げたものですから、この時期にあいさつ回りをすれば必ず「陣営が弱いから焦っているのだな」と口には出しませんが足元を見られます。
 
 さらには、職員が市民の遺体を撮影してSNSで共有した事案を隠ぺいした事件についてはまだ最終結論が出ていないにもかかわらず、そのことがなかったかのような様子で生田邦夫湖南市長が前教育長を後継指名し、生田市長の思いをつないでいくと公言しているのですから、一般市民からみれば市営火葬場で自分の遺体を撮影される恐れが払拭しきれない隠蔽仲間と見られかねず、戦術的には悪手であると言えます。
 
 そのことを市議会で追及せずに隠蔽に加担した市議があいさつ回りに同道するのですから、厳しく説明責任を求められても仕方ありません。市議に対する市民の信用が高くないことから、前教育長としては市議を同道してのあいさつ回りについても悪手になっていることに気づくべきでしょう。
 
 また、前教育長陣営で準備している拠点事務所には暗くなってから明かりが灯り、男女3人が出入りをしていましたが、大きな動きはなかったという情報が寄せられました。3連休の間、せっかくの拠点事務所が十分に生かされなかったようです。
 
 事前運動と言えば、明日から衆議院議員総選挙が公示されますが、旧民主党元代議士奥村展三氏とともに動くステルス「チェンジこなん」では、10月22日に甲西文化ホールで集会を準備しているという情報がBOXに寄せられました。3区のことですから、以前にも喚起をいたしましたが、もし、旧民主党と一緒に自民党の前職が野合をするとすれば、そのときには私もマイクを握っていることに注意が必要となります。
 
 私は午後からも拠点事務所にいましたが、次々と来訪客があり、ボランティアの申し出を受けたり、市政の問題点を伺ったりしていました。買い物に行こうかなと思うと次の来客があるということで、ほとんど席を立つこともできませんでした。
 
 来訪された市民が「こういう課題があるのでお願いします」と言うので、「いや、その課題は承知の上で出馬するので、お願いはしないでください。勝手に適正化しますから」とお答えしていきました。また、「顔が差すから陰ながら応援する」と電話してきた市民には「表では私が戦いますから、できる範囲で大丈夫です」とお答えしました。
 
 さらに、勇気を絞って初めて事務所を訪れたという市民から、市民生活に市役所が正面から向き合わなくなったということを伺うと、心底情けないやらこれをどうやって立て直せばよいのやらで途方に暮れてしまいました。よくぞたった4年間でここまで市役所内を破壊し尽くしたなという感じです。
 
 そんなこんなで、今日は事務所を閉じることができたのは19時過ぎでした。すっかり真っ暗になっており、向かいの「焼肉田尻」からは美味しそうな匂いが漂ってきました。明日以降も事務所は空けておきますし、ボランティアの申し出や市政に関する相談事があればお待ちしております。
 
 一人ひとりの選択が湖南市の未来を変えていきます。
 
(事前運動をはじめ選挙に関する情報があればドシドシ情報BOXにお寄せください)

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