コロナよりも怖いかもしれない吉村発言の副作用
吉村大阪府知事の記者会見でイソジンを初めとする、ヨード系統のうがい薬が注目を集めています。
このことを受けてイソジンをはじめとするヨード系のうがい薬の買い占め、
そして高額転売とコロナ禍初期を思わせるような事態になっています。
確かにヨード系統のうがい薬で口腔内を洗浄するとコロナウイルスが無くなったという研究はあるそうです。
しかしコロナウイルスは微小です。
口腔内に留まることも無く体内に取り込まれるものも少なくありません。
しかしコロナウイルス以上にヨード系のうがい薬は日本人にとって人体にダメージを与えることでも知られています。
人体に必要なヨード(ヨウ素)の量は0.15mgとかなり少ないものですが、
5ー10mgを一定期間摂取することで様々な甲状腺機能低下症を招くことになります。
ヨウ素の過剰摂取により甲状腺ホルモンが合成されなくなるのです。
ヨード系のうがい薬1mには約7mgが含まれています。
もちろん全てのヨウ素をこの時に体内に取り込むわけではありません。
しかも
日本人はもともと海藻から多くのヨウ素を摂取しています。
先程の基準0.15mg程度なら昆布で言うならばわずか0.5gです。
これは「ウォルフーチャイコフ効果」として知られています。
甲状腺機能低下症は、一般的に、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などです。
しかしこれらが悪化すると意識障害、抑うつ症にも繋がっていきます。
コロナも確かに怖い病気ではあります。
そしてうがい、手洗いは予防の基本ではあります。
しかしうがい薬は
「薬」
です。
薬の過剰摂取は害になります。
先程の甲状腺機能低下症以外にも必要な菌も殺してしまいます。
そのことで体調を崩し、挙句の果てにコロナウイルスに感染しては意味がありません。
気になる方は薬剤師さん、お医者さんに尋ねられ適切な用法用量を確認されてはいかがでしょうか。