近況(柿の苗木・ギョウジャニンニク・草刈り機・イノシシ被害)
五月は何かといそがしい。
一喜一憂の暇なく、どんどん状況が変化してしまう。
①柿の苗木
以前、美味しい柿を頂いて食べたので、その種を植えてみた。
4粒の種を植えて、そのうち2本の芽が出る。
二つの植木鉢に移し替えて、ひと冬越すと、一本は枯れてしまった。
残りは一本になってしまった。
その二年目の苗木が新芽を吹いた。
どんなものでも、幼いっていうのはそれだけでピカピカしている。
だけど最近知ってしまった。
甘い柿の実の種だからといって甘柿になるとは限らないらしい。
むしろ渋柿になる可能性が高いとか。
まぁ、うちでは渋柿でも干し柿にするから問題ないけど。
にしても、柿八年か、、遠いな。
どんな実をつけるか判らないが、今のところ元気に成長中。
②ギョウジャニンニク
漫画ゴールデンカムイを読むとよく食べるシーンが出てくるギョウジャニンニク。
描写がなんとも美味そう。
僕の家の付近にも自生している。
むかし食べたこともあるが、最近は食べなくなってしまった。
草の中に生えているために周りの草に負けてしまってあまり育たない。
よく太らせてから食べるために環境のいい場所に引っ越し。
集めて、畑のすみにまとめて植え直す。
来年はたっぷり採ってヒンナヒンナだといいのだけど。
③草刈り機
暑くなってきた。
草があっという間に成長する。
暇さえあれば草刈機をぶん回す。
草刈り機の操作はけっこう大きなエンジン音が鳴り響く。
どのあたりで誰が刈っているのか近所同士なら何となく分かる。
遠くで唸るエンジン音の中に時折、
「キンッ!」
と固くて高い音が響く。
草刈り機の回転する刃が小石などに当たったときの音だ。
多少の「キンッ!」は気にしないが、ちょっと派手目の「ギギンッ!」は即ち強めに石などの固いものに刃をぶつけた時の音だ。
場合によっては、機械の刃が欠けたりする。
だからそんな直後、エンジン音が少し弱くなる。
刃に損傷がないか確かめるために、ちょっと操作を止めるからだ。
遠くで聞こえていても、少し気にかける。
、、、また普通にエンジン音が鳴り始める。
どうやら大丈夫らしい、、こっちも安堵する。
④イノシシ被害
イノシシが出没して困っている。
竹林に出るハチク(淡竹)を全部食べてしまう。
鼻先で食べ物を探してそこらじゅうに穴を掘る。
大きな個体だと重機で掘り起こしたぐらいの穴をいくつも掘る。
一晩でやってのけるので朝見つけるとびっくりする。
今回の個体はそれほど大きくはない様子ではあるが、猟友会の人に相談して罠を仕掛けてもらった。
どこでもそうなのか知らないが、ここらでは変な風習がある。
仮にだけど、今後イノシシを捕らえたとする。
すると猟友会はそのイノシシの肉を依頼した家に分けてくれる。
珍しいけどイノシシの肉、、、すっげー硬い!
でも豚汁みたいにすれば食べられる。
多分、美味いとかそういう問題じゃなく、生命とか、感謝とかを体験するために食べないといけない気がする。
ちょっとした儀礼みたいなものなのかもしれない。
五月の曲。
切ない。
最後までありがとうございました。