IPS/KYOJO ”Other Cut +” Round.01
昨年から本格的に、富士チャンピオンカップの一つである「インタープロトシリーズ/KYOJO CUP」の撮影をしている。なので最近の富士スピードウェイ行くことは、ほとんど純粋な観戦目的としてではない。沼津までサッカー観に行ったついで(失礼)に富士に寄って練習走行を見たくらいだ。
2輪と裾野のカテゴリーが撮りたくて、さらに卒制もあったから、ちょっと遠い富士にはなかなか行けていないのだ。あれ、遠い菅生には何回も行っているな。おかしいな、なんでだ。
まあいいや。
とにかく、富士での撮影の記録である。
両カテゴリーの詳細は上記HPを観ていただくとして。
ここでは様々撮影した写真の中から「アザーズカット」を載せていこうと思う。
少しでも富士スピードウェイとレースの雰囲気が伝われば良いですね。
撮った写真は全て「価値のあるモノ」であり、失敗した写真も含めて、記録することに意味がある。「ボツにした写真」も外に出していかなければ、意味がない。
と思う。
〇インタープロトシリーズ
インタープロトはジェントルマンと呼ばれる”アマチュア”ドライバーとプロドライバーが1台の車をシェアしてレースを戦う。プロはSuperGT、スーパーフォーミュラといった国内トップカテゴリーで活躍するドライバー達。
パドックもフリーなので、トップドライバーが目の前にいる。サインも写真も撮っていい。全日本格式のレースと違い、ピリピリ感はあまり無い感じがする。そしてパドックではトークショーなりキッズイベントなり、様々なイベントもある。
あのシグマはブースを出して望遠レンズ貸し出しをよくやる。
レンズ借りたい。
レースイベント全体が、とてつもなくファンと近い。近年のレースではなかなか見ない光景だ。そして入場料だけで見られる。自分の車もグランドスタンド裏に停め放題だ。あのグランドスタンドである。普段イベントやグッズ売り場、食べ物屋でごった返している場所に。
それだけで極めてお得と言える。
同じような意味合いでは、もてぎチャンピオンカップがある。入場料のみ、自分の車でコースサイドを周れる。
でも、トップドライバーが参戦となるとまた違う。チャンピオンカップは裾野のカテゴリー、サンデーレース、育成型カテゴリーのレースが多い。ミニやライツが見られるのは良いけどね。
まあ、どちらもレース好きにはたまらないだろう。
他のSNSでは、観客の方がピットの中を撮っている写真も載っていたりする。ただ、オープンピットとはいえ、自由に入れるわけではない。明らかに関係者じゃないだろ、という人が、ピットやピットレーンにまで出てドライバーを撮影しているのをよく見かける。グリッドでもクルマが入ってくるにも関わらず、目の前で撮影して、オフィシャルにつまみ出されていたこともある。
非常に危ない。観客とファンが近い事がコンセプトのひとつとはいえ、事故が起きたらパドックにも入れなくなってしまう。ほんとうに、ほんとうに気を付けなくてはならないですよ。
レースレポートはこちらから。
〇KYOJO CUP
”KYOJO” は "競争女子" の略で、女性ドライバーだけで戦うカテゴリー。年間4戦、富士スピードウェイでのワンメイクレースであり、今年は7月にスーパーフォーミュラとKYOJO CUPが併催となった。
KYOJO CUP ドライバーズ公式Webサイトはこちら。
皆さんいい意味で、普通のお姉さん方。でもヘルメットをかぶると目が違う。戦う目。なかなか見ない光景。
それは美しく、かっこいい。
今話題のあの方もKYOJOに出てもらいたい。
実際はどれくらい速いのか?どれくらいの力量か?
ワンメイクなら分かるだろう。
ていうか、周りはあれやこれや熱狂的に騒ぎすぎで、天才少女などと持ち上げ過ぎでは?と思うけど。
こういう事を書くとおそらく界隈から非難されるから書かないでおく。
7月のスーパーフォーミュラ併催ラウンドは全日本選手権の現場である。
同日に鈴鹿8耐もあるから、こっちを観に行こうかと考えてもいた。コカコーラがスポンサー、V席ならば飲み放題がつく。暑い夏には素晴らしい環境。何よりやっぱり2輪レースは楽しいし、雰囲気も良い。筑波での全日本ロードレース、J-GP3も観に行ったが、概ね2輪の雰囲気はアットホームだ。JSBクラスはまた雰囲気違う気もするけど。
正直、撮ってて楽しいのは2輪の方だ。
なぜだかはよく分からない。
アットホームが良い、何事も。
この全日本併催ラウンドの写真はまた後日。
ちなみに、機材を気にする人がいる…いないかもしれないが。
今回はNikon Z9で全て撮影。レンズはZ 24-200mm、Z180-600㎜。ボディと望遠レンズは芸大の同期の方にお借りした。本当にありがとうございました。すでに返却しているので、次はD5に戻ることになる。一度Z9を使ってしまうと元には戻れない気も。どうしよう。
Z9でもD5でも、フラッグシップのこれで撮れなければ、どんなカメラでも撮れない。そして撮れなければ自分の腕が下手、ということになるのだ。だからここに載せている一部の写真も・・・そういうことになる。もっと精進します。
「KURUMA」と名付けられたインタープロトの車両、KYOJOで使用されるのは「VITA」。それぞれワンメイク、余計なドライビングテクノロジーも無し。ドライバーの腕が試される。まさにガチンコ勝負、勝った人間が速い。
まだまだたくさんあるけど、あれもこれもだと見ている方が疲れるだろう。
改めてみるとロニーさんと三浦愛さんのチームが多い気がするなあ。決して忖度ではありません。
次の全日本併催ラウンドのカットも載せていくつもりです。
いち ”アマチュア” の写真でお目汚しかもですが、また見に来てくださいね。
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