違いの分からない人だから(2023年6月23日の日記)
LUSHで買い物をしました。
別に何かこだわりがある訳でもないけど……前に買ったのが無くなったから……
でもここ数年で気づいたんですよね。私みたいになんのこだわりもないズボラな人間こそ、「有名なもの」「ブランド性がはっきりしたもの」を使うべきなのだと。
あまりにも顔面や頭髪に関する解像度が低いせいで、私にはいわゆる「合ってる」「合ってない」の判断ができない。選んだり、使ったりに楽しみを見いだせない。
じゃあ雑なものを買えばいいかっていうと、そういうわけでもなくて、そうすると「買わない」「使わない」という次元まで落ちてしまうんですよね。自分の中での"どうでも良いレベル"みたいなものが上がってしまって……
それを防ぐ、雑でなさそうな物たち……なんかちゃんとしてそうなもの……LUSHに行く人間はなんか……ちゃんとしてそうじゃん……ほら……
ちゃんとしてるからブランド品を買うんじゃない、ブランド品を買うような人がちゃんとして見えるんだ。何もわからないならなんかすごそうなものを買って威を借りるべき。
ずっとそのへんが理解できなかったんだけど、最近分かってきた気がする。こういう方針でしばらく生きてみようと思うんですよね。胡蝶蘭みたいに、誰にでも質と価値が伝わるアイコン性の高いものに頼って、うまいこと擬態したい。放っておくとどこまでも堕落できるから、頑張って社会性を保ちたい。保ててます?どうですか?
今日はここまで。ありがとうございました。