常備したい(2024年3月9日の日記)
常備菜を作れる人ってすごくないですか?
いや、作って余ったものをタッパーに詰めて翌日とかにそっと食べるのはやる。分かる。でも常備菜って、それ用に作るわけじゃないですか。その時食べない物を、わざわざ作っておくわけでしょ?偉いなと思う。
大学生の頃に、自炊をしていると言うと、カレーとか作るの?と聞かれることがよくあったのだが、私はほとんどカレーを作らなかった。今もほとんど作っていない。その時ある野菜や肉、ウインナーや卵などをなんとなく組み合わせてその都度なんとなく炒める方がずっと楽だと思っている。
私は先の見通しを立てられないし、視界から消えたものは脳内からも消えるので、中身が見えないタッパーに詰めて外から見えない冷蔵庫に入れてしまったタイミングで「おわり」になってしまうことがよくあるのだ。さらに言えば、あまり食欲が無限に湧くタイプでもないので、あれば食べちゃう、なんてこともないので、能動的に頑張って食べようとしなければ無くならない。そんな人間が、何かしら保存食を作っておいておくのは非常にリスキーだ。
でもなんか、ちょっとこうね……危機感があるというか……
なんかこう、“やってる感“を出したい、みたいな気持ちってある。なんか、いいじゃないですか。こう、残り物、とかじゃなくて常備菜、作り置きという概念。テレビでスーパー家政婦みたいな方が、短時間でこんなに何品もおかずを!みたいなの見ると、素敵だなぁと思う。
でも、間違いなく私はあのとりどりのお料理の一部は食べきれずに、忘れ去ってダメにする自信がある。身の丈に合った、私なりの丁寧な暮らしを模索していくしかないのだろう。えーん。
今日はここまで。ありがとうございました。