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終身雇用は終わる?
今日は終身雇用について話していきたいと思います。
友達が終身雇用について触れていて、僕も気になったので自分なりに調べ、まとめていこうと思います。
なぜ終身雇用が崩壊すると言われているのか?
今、様々な企業や場所で、終身雇用は難しい、崩壊すると言われていますがそれはなぜか?
理由は様々です。
大企業であるトヨタの例を挙げると、
自動運転化が進むから?
AIが促進されていくから?
などと色々と理由が挙げられてます。
その中では、電気自動車が普及していくからともあります。
電気自動車が普及すれば、トヨタとしては儲かるのでは?と思うかもしれませんが、そうとは限りません。
電気自動車は製作に当たり、普通の車に比べると限りなく必要部品が少なく済むそうです。
そして、そこから予想できるのは、各部品の製造に特化した企業が今後増加していくということです。
そうした場合、トヨタの必要性は低下していってしまいます。
もちろん、トヨタの必要性がなくなったというわけではありません。
しかし、影響が出ていないと言ったらそれは嘘になります。
トヨタが終身雇用を守れないと発言したのも、こう言った理由があるはずです。
では、終身雇用が崩壊したとされる理由はなんなのか。
自分なりに調べたものを二つ挙げていこうと思います。
① 終身雇用は経済状態が右肩上がりであるということを前提としてあるため。
元々、終身雇用というのは経済状態が良かった時期に作られたものです。
しかし、皆さんも知っているだろう、バブル崩壊やリーマンショックの影響から、日本の経済状態は低迷しています。
さらに、日本の名目GDP(国内総生産)は低成長を続けています。
経済状態の先行きが不安定で有れば、企業が終身雇用を継続するのは難しくなります。
また、雇用も難しくなります。
② ITの進化
今、世界ではデジタル化やIT化により、生産性向上を目的とした働き方改革がされています。
これまで、日本の企業では「長期の間働ける人」という人材が評価されてきました。
しかし今は違います。
今は「スキルを持つ人」が評価される時代です。
つまり、今は成果主義になっているということです。
成果主義とは、従業員の結果に応じ、賃金や待遇が上昇するということです。
終身雇用と成果主義は、真反対のものです。
だからこそ、今人々は学び、様々なスキルを身につける必要があるのです。
では、今後はどうなっていくのか?
今後としては、企業としてのキャリア育成やキャリア開発などと言った、人材育成が考えられています。
上記の案から分かるように、今後スキルを持つことは必要不可欠であるということです。
しかし、これはあくまで未来の話であり、必ずしもこの取り組みが行われるというわけではありません。
それでも、社会状態は関係なく変わっていきます。
終身雇用は終わりを迎えます。
だからこそ、スキルを身につけるために今からでも学ぶ必要性があるのです。
私も大学生にしてやっと危機感を持ち始めました笑
今からでも、学び始めてはどうでしょうか?