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ウクライナ西部リヴィウで🇺🇦人の妻と娘二人と暮らしていました。 2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻を受け、3月🇵🇱へ一時退避。退避中に🇩🇪で職を見つけ再移住。 現在キャリアブレイクという名の無職中。

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ウクライナ西部リヴィウで🇺🇦人の妻と娘二人と暮らしていました。 2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻を受け、3月🇵🇱へ一時退避。退避中に🇩🇪で職を見つけ再移住。 現在キャリアブレイクという名の無職中。

最近の記事

ルクセンブルクの格差社会を垣間見て思うこと。

ルクセンブルク人って本当に存在するんだね、と越境労働者や移民からジョークを言われるほど存在が薄いルクセンブルク人達。 俺が今まで見てきた「ルクセンブルク人」と名乗る人たちの大半は移民もしくは難民として流れてきて市民権を勝ち取った人達だが、今いるプログラミングスクールでは純ルクセンブルク人?達と知り合う機会に恵まれている。実質国の機関が運営してるということもあってスタッフもほぼルクセンブルク国籍だし、学生数もフランス人達と並んで一番多い。 彼らと会話していて思ったこと。 「

    • この状況でどうやって自己肯定感上げろというのだ。

      お久しぶりです。何とかまだドイツとルクセンブルクの狭間で細々と息しています。でも色々な意味でタイムリミットが近づいてきているるようです。 前職を契約期間満了で退職、というと聞こえはいいけど、要はバジェット削減のため半ば追い出されて早半年。少し長めの夏休みを取った後は大幅なキャリアチェンジを試みるための下準備を始めたり、最近ようやくドイツ語語学学校に通い始めたりと、一応家でぼっとしている暇はなく忙しく動き回ってるのですが、何の進展もなくXデーが刻一刻と迫ってきている現状です。

      • SNSデトックスを徐々に行っていきたい

        Xアカウントを消してから三日目。既に禁断症状が現れている。ただYoutubeの試聴時間が伸びたわけではない。何とまたNoteを書くようになったのだ。自己表現や発信が好きなわけでも承認欲求が強い訳でもないが、海外在住で娘以外母国での話し相手が近くにいない自分にとって、今までXが唯一の吐き出し場所になっていた。Xはタイムリーな情報収集ができるし、人間観察にはもってこいな場所で大変重宝していたが、反面中毒性が高く、情報過多で見たくない人間の醜態が見えたり、本来一生交わることのない人

        • それでも尚ボーダーレスな社会を望む

          2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻は、国境や国家主権の問題を改めて浮き彫りにした。この悲劇は国家間の対立というより、ロシアの一方的で利己的な領土認識とNATOからの脅威に備えるという主張に対し、アメリカを始めとする西側諸国が警告を出したにも関わらず、それを挑発と取って(取ったふりをして)領土拡大のために一方的に開始したものである。家族がウクライナ人であり、侵攻当時ウクライナに住んでいたため、この2年間余り国外退避生活を余儀なくされている。ロシアやその協力国に対する負の

        • ルクセンブルクの格差社会を垣間見て思うこと。

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        • SNSデトックスを徐々に行っていきたい

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          バイバイX(旧Twitter)

          はじめに 今日でXを辞めた。Noteや他SNSに移行するわけでも発信自体を完全にやめるわけでもないが、とりあえず暫くお休み、Xの垢は消した。Noteはもう大分休んでいるし、これからもこんな感じで気が向いた時に投稿するぐらいの頻度のままだろう。 Noteの使い方も本来ウクライナに移住して現地生活を発信する予定だったが、2022年2月24日にガラリと状況が変わった。あれから2年数ヶ月経った今も私は家族と共に一時退避先のつもりだったドイツに居住しているので、ドイツでの生活・こ

          バイバイX(旧Twitter)

          ウクライナを去ってから15週間が経った今、徒然に・・・。

          高校卒業後、比較的短期間サイクルで環境の変化が起きている人生だが、やはりその中でも今年は特別だった。2011年3月11日に東日本大震災で北関東の北端近くで震度6強を経験し、屋外に避難したのに大地にまともに立っていられず、宙に浮かばんばかりの状態の貯水池の水を見て震え、また直後に地元の仙台が波に飲み込まれている恐怖映像を見て呆然とし、 「流石にもうこれ以上悪い災いには生きてる間はもうお目にかからないよな」 なんて思っていた記憶が微かにあるが、個人的にはよりショッキングな経験

          ウクライナを去ってから15週間が経った今、徒然に・・・。

          ウクライナ退避当日レポ

          2月24日のロシアのウクライナ本格侵攻以降、落ち着かない日々を過ごしていた私たち家族は3月4日、リヴィウからポーランドのクラクフへ一時退避することを決めた。退避方法は前日まで悩んだが、費用は高いが確実に荷物を乗せて尚且つ座る事ができるバスを選んだ。ワルシャワとクラクフ以外の都市行きは売り切れか運行停止か定かでないが、チケットが買えなかった。クラクフを選んだ理由は、単純にリヴィウに近いから。2週間ぐらい様子見で、最大1ヶ月以内にはリヴィウに帰ってくる予定で、家族四人でスーツケー

          ウクライナ退避当日レポ

          2/25ー3/3:人生で最もテンパった7日間

          2月24日ロシア軍によるウクライナへの侵攻が始まって、移住か半年が経ちようやく落ち着いてきた私たちのウクライナ・リヴィウ生活は崩れた。このウクライナ西部の要の都市が万が一危機に晒されるような事があるとすれば、それはウクライナが占領されてしまうか、第三次世界大戦が勃発してしまっている時だ、と当初は思っていた。そう、私はウクライナ移住前からリヴィウに移住を決めていて、その理由はいくつかあったのだが、その一つにはこういったGeopolitical的な要素も含まれていた。 本投稿文

          2/25ー3/3:人生で最もテンパった7日間

          2022年2月24日、日常崩壊。

          ロシア軍が「特別軍事作戦」と称してウクライナ侵攻を始めた。これによりウクライナにいる私達の生活は一変した。移住の経緯については別述するとして、これから2、3話ぐらいに分けて、ウクライナが侵攻した2月24日から国外脱出するまでの出来事を、自己の備忘録用に忘れぬうちに書き残しておきたいと思う。それ以前のウクライナとロシアの緊張状態や、侵攻開始が始まるまでの経緯などについては、詳しく書いている方沢山いると思うので割愛。 2月23日の深夜にTwitterでニュースを見た。元ツイ見当

          2022年2月24日、日常崩壊。

          インプットとアウトプットが高いレベルでバランス取れた時に能力って限界突破するよね

          こんにちは。最近質の悪いインプット過多で何もなし得て無いことにあせり始めているKeijiです。 前作のNoteで英語力を伸ばすにはとりあえず臆せずに英語使えと言いましたが、前提として事前のインプットが必要だとも軽く触れました。 そう、このインプットの量と質がとても大事なことは言うまでもありません。ただ、インプットを沢山しても使わなければ意味がない。 反対に習うより実践だ、とアウトプット過多になると、最初は伸びてる気になりますが、すぐボロが出てきて成長が鈍化します。 例

          インプットとアウトプットが高いレベルでバランス取れた時に能力って限界突破するよね

          英語力を伸ばすにはどうしたらいいの?

          こんにちは、Keijiです。私は自己紹介記事にも記載した通り、日本の高校卒業後、米国の大学に進学・卒業し、欧州の大学院を修了していますが、正直英語はそこまで得意でなく、今でもその意識は変わりません。 ただ今は外資系企業勤務で日々の業務はほぼ全部英語です。あ、妻が外国人なので家庭でも英語です。むしろ買い物に行く時と娘達との会話でぐらいでしか日本語使ってない日本語コミュ障です。 そりゃ英語圏に数年も住んだ経験があるなら誰でもできるだろう、と思われた方、はい、その通りです。基本

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          国際結婚への憧れなんてなかったけど勢いでしちゃったら大変だった。でも楽しい!

          こんばんは。note2作目にして既に創作意欲が衰えてきてるKeijiです。 毎日継続しようと書くネタ探しをしているのですが、どれも長くなりそうで、とても今の自分のライティング力では難しそうです。 よって慣れるまでしばらくテキトーに誰かの興味に触れる可能性が僅かでもありそうな実体験をを思いつきで徒然なるままに呟いていこうと思います。140字で収まらない冗長なツイッター的な感じで。 さてプロフィールに記載の通り、私の妻はウクライナ人でして、要するに国際結婚なのですが、ぶっち

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          【自己紹介】noteデビュー

          お立ち寄り下さった皆様、はじめまして。Keijiと申します。 noteは結構前に登録していたものの閲覧専門で発信してきませんでしたが、 この度noteデビューしてみることにしました。 過去、自分のHPやブログ等も開いてましたが、継続できず挫折してます。 他の方々のユニークな経験を読んでいくうちに、自分も同じようにこれまでの半生で経験してきた様々な事を言語化してみなさまと共有していければなと思い再挑戦してみます。 目標はnoteのはじめかたでもっとも大事なこととしてもあげられ

          【自己紹介】noteデビュー