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第76代応援団総部 大北副団長

こんばんは。

先月の幹部交代式を持ちまして、第76代副団長に就任いたしました大北と申します。

本年も、関西学院大学応援団総部をどうぞよろしくお願いいたします。

幹部交代を持ち、私達53名は第76代幹部となりました。

1回生の頃、朝から夜まで練習、授業の空き時間には雑務、準備をし、土日は試合応援や依頼ステージ、支部依頼等に駆けつけていました。
肌はみんな真っ黒に焦げ、毎日声が枯れていました。

でも、様々な活動が制限された今、そんな大変だった日々が懐かしくもあり、愛おしくさえ思います。
とうとう私達は、コロナ禍前を知る最後の学年となってしまいました。

今回のテーマは、ラスト1年の意気込みということで、今の思いを綴らせていただきます。

幹部交代式を迎える前、次期幹部で来年の団の方針を話し合っていました。その中で、withコロナと変化していく時代において、全てをコロナ禍前に戻していく必要はないこと、その中でも急務として私達の代で戻さなければいけないことを話し合い、意見を統一していきました。

それぞれの意見は違えど、コロナ禍前を知る最後の代として、時には自分達の意見を押し殺してでも、引き継がなければならないものがあるという思いは全員が持っていました。

そして、団員や、一つひとつの応援、ステージに対して真心を持って取り組む団体にしたい、それが76代の使命であると意見が合致し、本年度の団方針を「誠」と掲げました。

団方針の詳しい意味は、団長の高樋がnoteの中で話しております。是非ご覧ください。
 https://note.com/kgucp/n/nd608bc1a4d8d
(1月13日更新)

「誠」には、私自身も思い入れがあります。

団道具や礼儀、伝統等、応援団総部として守り、引き継いでいかなければいけないことがたくさんある中で、大前提として、人に対しての感謝、愛、気遣いがなければそれらは成り立たないものだと思う機会が多くありました。

76代は、その思いを体現する代にしていきます。

また、「誠」には、もう一つ、「一度口に出したことは最後までやり徹す」という意味があります。

昨年は、2年ぶりの野球応援、アメリカンフットボール応援、ラクロス応援などが復活しました。2年ぶりの応援にも関わらず、たくさんの人が待っていてくれたのだと感じることができました。

前進したことは多くあるものの、一方で3部での演舞ステージが2年間できていないことや、応援形態もコロナ禍前より簡易的になっていること等、課題は多く残されています。

「誠」のもう一つの意味には、制限されている環境だからこそ、主体的に考え行動し、最後まで気持ちを切らすことなく走り抜けて欲しいという下級生への思いが込められています。

幹部交代を迎えたその日から引退までのカウントダウンは切られてしまいました。

課題を少しでも形として残し、77代、78代、その次の代へと引き継げるよう最後まで走ります。

関西学院大学応援団総部
第76代副団長 大北

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