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外大駅伝部まるっと図鑑 12区
4年・小椋美海
「好きなことに挑戦し、やり切る力
-努力は必ず報われる-」
陸上生活のスタート!
大阪府、大阪薫英女学院高等学校出身の小椋美海さん。小学校6年生のときはバスケクラブに所属していました。その年の秋、小学校対抗の駅伝大会がありました。小椋さんは走る予定ではなかったのですが、アンカーだった選手が骨折してしまい、その選手の代わりとして小椋さん走りました。結果は小学校初の優勝。その達成感から中学からは陸上部に所属し、小椋さんの長距離選手としての生活がスタートしました!
3000mSCへの挑戦
大学生になって、故障期間中に同じ大学の同期である西出優月さんが障害を跳んでいるのを見て、「やってみたい!」と3000mSCへの挑戦を決意。「自分が興味を持ったことはなんでもやる。」という小椋さん。実際に故障明けから3000mSCの練習に取り組みました!最初は障害を上手に跳び越えることができなかったそうですが、そこは努力でカバー。今年の日本学生個人選手権では10分37秒97の自己ベストで入賞を果たしました!
自分の走りの強み
「どんな選手がいても突っ込める」と話す小椋さん。レースの時は積極的な気持ちを大切にしているそう。練習でも、「自分の決めたことをしっかりやり切る」ことを意識されています。また、努力を惜しまず、一つ一つの目標に向けてそれに見合った努力をできるところが小椋さんの強みであり、魅力です!
"体育会"の会長
関西外国語大学には、運動部が加入している「体育会」という大規模な組織が存在します。小椋さんはその体育会の会長3年生の時から2年連続で務められています。ですが、実は最初から会長として立候補していた訳ではないそうです。3年生の時は別の役職に立候補していたそうなのですが、会長立候補者がおらず、話し合いの結果小椋さんが会長を任されたそうです。周りの人に信頼されているからこその出来事ですね!4年生では自ら会長に立候補し、2年連続で会長を務めることとなりました。
小椋さんは会長という役職を通して、様々な部の人たちと関わりを持つなかで、「頑張っているのは駅伝部だけではなかった」と感じたそうです。また、会長に就任してからは「自分の視野が広がった」とおっしゃっていました。
小椋さんの今後の目標
「大選(大阪選手権)では思うように走れなかった。」と悔しさを滲ませた小椋さん。5000mの自己ベストを出すこと、全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝でしっかり走ることが今後の目標だそう。また、「富士山では1区のリベンジがしたい。」と力強く話してくれました。大会での小椋さんの走りに是非注目してください!
取材後記 (1年・武田芽依)
部の副キャプテンとして部員をまとめてくださる小椋さん。積極的で粘り強い走りが特徴的な先輩です。今回小椋さんを取材して、改めて努力することの大切さを実感しました。取材中に小椋さんがおっしゃっていた「努力は必ず報われる」という言葉。よく耳にする言葉ですが、実際に努力をして結果を出されている人から聞くととても説得力があるし、その通りだなと思いました。
今回の取材を通して小椋さんの知らなかった一面を知ることができて嬉しく思います!自分も小椋さんのように、目標に向かって丁寧に努力していきたいと思いました!
最後までご覧いただきありがとうございました。
次は小椋美海さんに襷を繋ぎます!