「グラレコしてみた田中道昭さんの本」
好んで購読することが多い著書の1人
田中道昭さんの本をはじめてグラレコ
ようやく頭の中に定着した情報と知識
好んで読む理由は3つ
・学術×ビジネス×コンサル的な複合観点
・難解で複雑な内容を平易かつ多角的に表現
・卓越した構成力と分析力と表現力
よくあると思われる学者先生の論文的内容
難しいことをさらに難しく記載
購読数ページで断念することも多い書籍
とは真逆の印象の良書
それらの中でも最注目の業界を取り巻く著書
「2020年の次世代自動車産業」
国別や産業別や各企業の取り組みなど
ビジネスモデルをベースに動向を展開
多角的観点で小説のような物語的一冊
簡単に要約
■結論
覇権掌握の国や産業は現状未定
米中の2強見込み+ドイツの追随
完全に後れを取りながら
巻き返しチャンスもある日本
■次世代の勢力図(構図)のポイント
・テクノロジー企業VS既存自動車
・日米独中の戦い
・全産業の秩序と領域の再定義の必要性
■キーワード
・クルマ×IT×電気・電子
・CASE(コネクティビティ、自動運転化
シェアリング&サービス、EV化)
■各国の動向
◎日本
・動向:自動車王国→EV追撃
・キーワード:オールジャパン
・主軸:トヨタ、ソフトバンクなど
◎ドイツ
・動向:ディーゼル→EV化
・キーワード:ビッグ3、環境先進国
・主軸:ダイムラー、BMW、VW
◎アメリカ
・動向:メガテックVS自動車VS異業種
・キーワード:異種格闘技??
・主軸:Google、Amazon、GM、フォード、
テスラ、ウーバー、エヌディビアなど
◎中国
・動向:自動車大国→強国
・キーワード:中国ブランド、アポロ計画
・主軸:BAT、滴滴出行、バイトンなど
新旧入り交じりが面白いアメリカ…
国策で3社連合もありうる中国…
CASE区画整理でリードを狙うドイツ…
出口産業の強みで覇権争いに挙手の日本…
まさに群雄割拠の熾烈で面白い今後
MaaSなどの動きも含め
今後益々注目のモビリティサービス
今後も新刊が待ち遠しい田中道昭さんの本
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?