島民でPerfumeファンによる尾道聖地&カフェ巡り③
3日目はPerfumeのTシャツで朝を迎えてから、気になる店や『蒼穹のファフナー』関連店を巡って、旅を終えました。
喫茶 キツネ雨
店名から、空間、メニューまで、狐モチーフをテーマにしたレトロ喫茶店。
実は、Perfume、『蒼穹のファフナー』、喫茶キツネ雨は今回の旅の三大目的です。
元々、マンガ『夢喰見聞』や『ふしぎ遊戯 玄武開伝』、『北城百畫帖』の影響で、大正ロマンなど和洋折衷の要素がとても好きです。そこでエプロンと着物でお給仕する女給さんの資料を調べていたとき、そういったコーデで接客される喫茶キツネ雨さんを知りました。
ずっと気になっていたしろきつねチーズケーキ、そして『蒼穹のファフナー』にちなんで、青色のおやすみクリームソーダを注文。
チーズケーキはふわふわのレア食感で、耳の部分はアーモンドチップス、しっぽは柑橘系のジャムです。
おやすみクリームソーダはベリー風味。バニラアイスは甘すぎず、ミルキーでサラッとした口当たりがそのままではもちろん、ソーダに溶けてもおいしかったです。
レトロな雰囲気と食事メニューはもちろん、来訪者ノートも要チャック。フードの絵、店主さんの似顔絵、芸術のような文字、島民の方のメッセージまであります!見ごたえ満点です。
蒼穹のファフナーコラボ店舗
当時私は来れませんでしたが、2023年1月20日〜4月23日、『蒼穹のファフナー』が尾道の複数店舗と提携して、限定飲食メニューやスタンプラリーのコラボがありました。今回の「邂逅」イベントと合わせて、当時のメニューを復活する店がいくつかあり、そのうちの2店舗に行ってきました。
喫茶Rio
店内がギャラリーにもなっている、尾道の老舗喫茶。どこか落ち着く、長居したくなる居心地でありながら、芸術家気質の老紳士、子連れの家族…そして島民まで客層幅が広く、店で過ごす間は、十人十色のドラマが目の前で上演されているような気分でもありました。
レギュラーメニューのピザトーストと、復刻した『蒼穹のファフナー』コラボメニューのスペッシャルブレンドコーヒーを注文。
自家製厚切り食パンが外サクサク中もっちり。ウインナーやピーマン、マシュルームなど、肉系も野菜も具だくさん。ビヨ~ンと伸びるチーズも食欲をそそります。
スペッシャルブレンドコーヒー。一騎と総士で撮ったのですが、キャラクター甲洋と彼の飼い犬・ショコラをイメージするブレンドだそうです。やや渋めで広がりのある味わいでした。
実は、私の訪店日がRioさんの復刻期間を過ぎてしまい、ダメ元で聞いてみたら、スペッシャルブレンドの豆はまだ少し残っているということで、快く対応していただき感謝でした。
そして、スペッシャルブレンドに使われたコーヒー豆はSatie Coffeeさんから仕入れたものです。この店はなんと、1日目の夜に行こうとしたネルドリップのコーヒー屋です。
1日目は暗くて迷ってしまい、2日目はやっと場所がわかったのですが、イベントの入場時間が迫ってきたため諦めました。3日目はRioさんでいただくことができて、その上ファフナーコラボメニューなので、本当に嬉しかったです。
Rioさんはもちろんリピートしたいし、次回こそSatie Coffeeさんでのイートインも利用したいと思います。
丸久堂
おみやげ屋さん。店外にはポスター、店内には祭壇があります。声優さんや監督さんのサインも拝見できて満足。「邂逅」イベント期間中、『蒼穹のファフナー』イメージドリンクが飲める出張カフェも期間限定で営業。イベント会場を除く、島民の密度が一番高い場所ではと感じました。
太陽のクリームソーダを注文。なぜ太陽なのにドリンクの色が白と緑かというと、『蒼穹のファフナー』キャラソン「太陽と月」では、太陽が真壁一騎を代表するモチーフで、彼が搭乗する機体・マークザインの配色が白と緑です。
「良かったら並べて撮りませんか?」月のクリームソーダを注文された相席の島民の方が声をかけてくださって、おかげで「太陽と月」が撮れました。しかも特に調整せず、最初から左が太陽、右が月の構図になっています。ちなみに月のクリームソーダはマークニヒトカラー、真壁一騎の相棒・皆城総士が搭乗する機体の色合いです。
また、注文が立て込んでいて、「5秒待って」という総士の名セリフでその場にいる島民たちを笑顔にする出張カフェnornさんですが、前身は惜しみつつ閉店した、尾道コラボ店舗でもあった「島屋いわぎ家」だそうです。
町で見かけたファフナー
今回は素通りだったですが、次回伺いたいと思う店や場所なども写真で記録。
Beer Bar a clue
ビール専門店。絵馬コーナーはスタンプラリーコラボの時期に作られ、今回の「邂逅」イベントに合わせて、期間限定で展示されているそうです。
また、イベント期間中の限定ブース「鮒(フニャ)好きなねこの手」もあって、猫にゃんタンを販売。私は買いそびれたが、ブースのネーミングは石井真さんのラップを思わせるので、印象的に残りました。
月とさんぽアルコ
イベント終了後の日曜日の夜、立呑している島民が結構いらっしゃいました。唐揚げとドーナツが主力商品らしいです。1名様限定の宿泊所もしています。
登福亭
お餅屋さん。はっさく大福が有名らしく、個人的に秋の栗ラインナップも気になります。
Beer Bar a clueさんのイベント限定ブースでも、登福亭のマークザインとマークニヒトカラーわらび餅が販売されていました。
尾道商業会議所
商店街にある観光案内所。トイレや休憩としての利用も可能。大正ロマンを連想させる外観が魅力で、調べたら一度リニューアルされたが、本当に大正時代の建物だそうです。
扉が閉まっていた土日に何回か通ったことがあり、なんというレトロな建物だなと目が吸い寄せられました。
月曜日に通ったとき、開いた扉の内側にファフナーのポスターが貼ってあることに気付き、あじさいも良い感じに咲いていて、レトロ建物+ファフナー+あじさいの光景があまりにも素敵で、思わず立ち止まって眺めていました。
公的機関にもポスターが貼ってある尾道は、島民の味方っていうのを感じ取れて、いちいちぐっときます。
ブルー系縛りのコーデ
『蒼穹のファフナー』に合わせて、1日目からブルー系の服を着用し、3日目はサックスの服をチョイスしました。
metamorphoseの「おもひでのあめ細工」という和風ロリィタです。
席とスペースが広めの喫茶キツネ雨ヘはパニエ入りのフルセットで伺い、その後は電車に乗ることもあるため、一回ゲストハウスに戻り、パニエや引っかかりやすいパーツを外してカジュアルダウンしました。
大好きな系統のお洋服ですが、TPOの関係で着るチャンスがそこまで多くなく、私には着る勇気と気合いも要ります。
ドキドキしましたが、喫茶キツネ雨の店主さんから、ゲストハウスのスタッフさん、喫茶Rioさんの店員さんまで友好的に接してくださり、「すごくかわいい」、「ロリィタ!」、「どこで買えるの?」と言ってくださって、着て良かったとほっとしました。
持ち帰りのおみやげ
レモンケーキ
金萬堂本舗と松愛堂で購入。どちらも酸味控えめの優しい味。
スパイスチョコクッキー
プリンが有名のおやつとやまねこさんの商品。チョコが濃厚で甘さ控えめ、スパイスがアクセントになり、個人的に大当たりです。
ドリップバッグ
喫茶キツネ雨さんのオリジナルブレンド。苦味と酸味のバランスがとれているタイプ。
広島はっさくサイダー
ロープウェイ前ええもんやで購入。この商品は原材料にフルーツが一番目に書かれるので、チョイスしました(フルーツの味>甘さと想定)。
終わりに
台風で広島に来れなかったらどうしよう…
来れたとしても登壇者たちが新幹線の運休などで来れなかったらどうしよう…
尾道に滞在する3日とも雨だったら服と靴は結構制限されるかも…
と、いろいろ心配してきましたが、奇跡のように雨マークだった3日間が快晴になり、無事にイベントが開催できて、気になっていた場所に行けて、好きなコーデで尾道を楽しむことができました。
Perfume関連といえば広島市にも行きたいし、『蒼穹のファフナー』なら鞆の浦、福山も行きたいので、次回は1週間ほど滞在できればと思います。
再び尾道に訪れること、また『蒼穹のファフナー』のイベントが尾道で開催されること、願っております。
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