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パラリンピック

東京新聞のブラインドサッカー日本代表についての記事をきっかけに
12月2日にブラインドサッカーの東日本リーグの試合を見に行きました。

とにかくおもしろかったです。
スピード感、コンタクトの迫力、ボールコントロールのテクニック、
ブラインドサッカー特有の静けさと得点が入った時の熱狂。
後から調べたら分かったのですが、
音が頼りのプレーを妨げないよう、観客には静寂が求められるようです。

観戦するきっかけとなった東京新聞の一文には
こんなことが書いてありました。

ピッチを九分割してプレーする位置を細かく指示する高度な要求に、「視覚障害者にそこまで言うのか」との声もあった。しかし、高田監督は「彼らはアスリート。障害があるという前提をなくして向き合っている」と気に留めなかった。

この言葉通りのプレーと熱狂がグランドにありました。高田監督はブラインドサッカーの日本代表の監督で、高田監督が発言した「彼らはアスリート」の言葉の意味を彼らのプレーを見て
すぐに理解することができました。

そこで、私は今まで抱えてた疑問を改めて考えました。
それは「なぜ、オリンピックとパラリンピックを分ける必要があるのか」という点。
今日のプレーを見たら、その必要性がない気がしてなりません。
健常者と障害者がスポーツに取り組んでいたらそれは”アスリート”以外の
何物でもないように感じます。
分けるも大切で重要だと思いますが、
分けないことも大切で需要なのではないでしょうか。

本当にいい試合を見させてもらいました。2月にはクラブチーム選手権があるみたいなのでまた見に行こうと思います。

上野友寛

<ブラインドサッカーって何???> 
正式名は5人制サッカー。転がると「シャカシャカ」と音が鳴るボールを使う。ゴールキーパーだけは、視覚障害のない選手か弱視の選手が務める。音が頼りのプレーを妨げないよう、観客は静寂が求められる。パラリンピックでは2004年アテネ大会から正式競技となり、リオデジャネイロ大会では世界8チームが出場。パラリンピック競技は男子のみだが、日本では女子の代表チームが17年に発足している。(東京新聞より引用)


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