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アナログライクディレイ:シンプルながらも奥深いディレイペダルの魅力
KGR HARMONY が送り出すハンドメイドエフェクターの新定番、
AL STANDARDシリーズのディレイをご紹介。
"Night Cycling" アナログライクディレイは、その名の通り、夜のサイクリングにぴったりな、心地よい残響を生み出すディレイペダルです。
アナログライクな温かみのあるサウンド
"Night Cycling" は、エコーICのPT2399を使用したデジタルディレイです。しかし、そのサウンドはデジタル臭さがなく、アナログディレイのような温かみと広がりに満ちています。特に、ディレイタイムを長く設定した際に現れる、ディレイ音が滲むような変化は、アンサンブルに自然に溶け込むような、心地よい空間を作り出します。
シンプルな操作性
コントロールはMix、Delay、Feedbackの3ノブのみという、非常にシンプルな構成です。
Mix: 原音とディレイ音のバランスを調整します。
Delay: ディレイ音の間隔を調整します。
Feedback: ディレイ音の繰り返し回数を調整します。
タップテンポやリバースディレイ、1秒超えの超ロングディレイといった特殊な機能はありませんが、基本的なディレイサウンドを学ぶ上で、これ以上の機能は必要ないと言えるでしょう。
充実した基本機能 - ダブリング、スラップバック、発振
シンプルな構成ながらも、"Night Cycling" はダブリング、スラップバック、通常のディレイ、そして発振と、ディレイペダルの基本的な要素を全て押さえています。
ダブリング: Delayタイムを短く設定し、Mixを上げて原音に重ねることで、音が太く、厚みのあるサウンドになります。ボーカルのダブリングにも効果的です。
スラップバック: Delayタイムを中程度に設定し、Feedbackを少なめに設定することで、短いエコーのような効果が得られます。ロカビリーやカントリーなどでよく用いられるテクニックです。
発振: Feedbackを最大にすると、ディレイ音が無限に繰り返され、発振状態になります。この発振音をDelayやMixノブでコントロールすることで、独特なサウンドを作り出すことができます。飛び道具的なパフォーマンスにも活用できます。
どんなギタリストにもおすすめ
"Night Cycling" は、シンプルな操作性ながらも奥深いサウンドメイクが可能な、汎用性の高いディレイペダルです。初心者から上級者まで、どんなギタリストにもおすすめできます。
シックな黒筐体Verも登場
2025年1月より、通常の無塗装シルバー筐体の他に
サテンブラック筐体も選べるようになりました。
機能はそのままなので、お好みに合わせて選んでください。
まとめ
KGR HARMONY "Night Cycling" アナログライクディレイは、アナログライクな温かみのあるサウンドとシンプルな操作性、そして充実した基本機能を兼ね備えた、コストパフォーマンスの高いディレイペダルです。ぜひ一度、お試しください。
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