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アレルギーを引き起こすダニ類

チリダニ類(主にヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニ)やコナダニ類(ケナガコナダニ、ムギコナダニなど)は、吸血しないダニでありながら、アレルギーを引き起こす原因として知られています。

生息場所と侵入経路としては、チリダニ類は、カーペット、畳、寝具、布でできたソファーやぬいぐるみなどに多く生息しています。家庭のハウスダストに含まれるダニの大部分はチリダニ類で構成されています。彼らは高温多湿な環境を好み、特に気密性が高くエアコンで室温を保っている現代の住環境では、常に一定数のチリダニ類が存在すると考えられます。一方、コナダニ類は、乾物などの食品内によく繁殖し、食品を損傷させることがあります。

開封後しばらく経過した小麦粉製品(特にお好み焼き粉やホットケーキミックスなど、アミノ酸を多く含むもの)には、袋の隙間からチリダニ類やコナダニ類が侵入し、急速に増殖することがあります。

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