<転載>雲仙ゴルフ場訪問記②
雲仙ゴルフ場は9ホールですが、各ホールに2つのグリーン、2つのティーグラウンドを持ち、ティーとグリーンを変えて2周するプレースタイルです。
ベント芝のグリーンはアンジュレーションがきつく、下りのパットは短い距離でも油断はできません。
パー3が3つ、パー5が3つの変則的なパー36です。
1番 PAR5 477ヤード/10番 PAR5 468ヤード
スタートホールはフェアウェイが広く、直線的なロングホールです。
右サイドはOBなのでティーショットは左サイドが狙い目です。
グリーン手前は残り70ヤード地点にクリークが横切っています。
飛ばし屋なら十分に2オンも狙えますが、刻む場合はクリークまでの距離をきちんと計算しましょう。
1番が右、10番が左のグリーンです。
2番 PAR4 357ヤード/11番 PAR4 369ヤード
打ち下ろしの距離の短いショートホールです。
グリーンの左がすぐ斜面になっているので、アプローチは右サイドからが易しく打てます。
3番が左、12番が右のグリーンです。
4番 PAR4 321ヤード/13番 PAR4 373ヤード
左ドッグレッグで、ティーグラウンドからグリーンの見えない、最初のくせ者ホールです。
左サイドはずっとOB、右サイドも突き抜けてしまうとOBです。
セカンドショットは以降は強い打ち上げになるので、ティーショットで距離を稼げないと、セカンドではかなり距離が残ってしまいます。
グリーンも強烈な砲台になっているので、セカンドをショートアイアンで打てないと、パーオンは難しいでしょう。
するとティーショットでは強いフックボールを求められます。
4番が左グリーン、13番はさらに一段高いところにある右グリーンです。
5番 PAR3 134ヤード/14番 PAR3 135ヤード
ここも4番から続く打ち上げのホールです。
距離は短いですが、グリーン面が全く見えません。
14番に至ってはピンすら見えないほどの打ち上げで、距離感を出すのが非常に難しいです。
5番が右、14番が左グリーンです。
次に訪れる際は13番ウッドを用意しようかとも思います。
6番 PAR5 529ヤード/15番 PAR5 533ヤード
ここのティーグラウンドがゴルフ場でもっとも標高の高い位置です。
グリーンまではまっすぐ打ちおろしていきます。
ティーショットは左右OBなので、方向性重視で行きたいです。
セカンドは右から攻めると、3打目でグリーンを狙いやすくなります。
6番は右、15番は左グリーンです。
7番 PAR3 146ヤード/16番 PAR3 179ヤード
距離も短く、一息つけるショートホールです。
正面に雲仙岳を臨めるので、景色を楽しみたいところです。
16番グリーンの右手前のバンカーにだけ注意です。
7番は左、16番は右のグリーンです。
8番 PAR5 456ヤード/17番 PAR5 447ヤード
距離の短い打ち下ろしのホールですが、トリッキーになっているので、注意したいロングホールです。
ティーショットは左右ともOBで、200ヤード地点に左から林が迫り出しており、最も狭くなっています。
ただ230ヤード打つと、左も広くなっているので、長距離ヒッターは思い切って打ってしまった方が良いでしょう。
グリーンまで残り100ヤード地点から大きな窪みになっており、打ち上げの砲台グリーンに対して、寄せるのが難しくなっています。
2オンを狙う場合も花道はないので、大きなキャリーが必要です。
8番は右、17番は左のグリーンです。
このホールのグリーンから雲仙岳を臨む風景は、日本で唯一切手にデザインされたゴルフコースです。
9番 PAR4 316ヤード/18番 PAR4 309ヤード
最終ホールの距離の短いミドルホールで、右側がOBになっています。
フェアウェイセンターの木をキャリーで越えると、グリーンまでウェッジの距離ですが、無理をせず木の左に打つのがセーフティエリアです。
グリーンは砲台になっているので、高さで攻めていきたいところです。
このメインの9ホールの他に、9ホールのショートコースもあります。
一日いても飽きがこない素晴らしいゴルフ場です。
<2015/1/24,25の記事を加筆・修正したものです>