ゆーから、「手作り」雑貨屋。
こんにちは!KF広報の白井、渡邉です!今回はKFの中で学生が経営している店舗のうちの一つ、雑貨屋「ゆーから」の店長である芳賀さんにインタビューをしてきました!ゆーからを色で表すならばという質問に、みんなの素直な白色に雑貨の温かみが加わったベージュ、と素敵な返しをしてくださった芳賀店長。そんなリーダーにゆーからについて深いところまで聞いてみました!是非最後までご覧ください!
ゆーからについて
名前の由来は「あなたから」という意味の「from you」。主に手作り雑貨を取り扱うお店です。そしてその雑貨は地域の方が出品して下さっているものです。市役所の方に協力して頂いて不定期で開催しているリサイクル家具を販売する家具即売会には毎回多くのお客さんが足を運んで下さります。
郵便番号: 186-0003
住所: 東京都国立市富士見台1-7-1
営業時間: 11:00~18:00(月曜定休日)
電話番号: 042-505-6089
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ゆーからにはたくさんの新入生が加わりましたが、働きぶりはどうですか?
芳賀 まだ仕事を覚えてシフトを一人でこなせるようになる前にミニチームといった経営面を考える仕事を振ってしまって少し早かったかなと個人的に反省しています。ただ、その中でもがむしゃらに一生懸命に働いている感じが伝わってきてすごく嬉しいです。
白井 そんな新入生に欲を言ってもっと頑張って欲しいことはありますか?
芳賀 ゆーからという店を知った上でやりたいことをもっと積極的に発信して欲しいです。ゆーからにはどうしても受け身にならざるを得ない部分がたくさんあります。我々20期(今の2年生)がいるうちにやりたいことを遠慮なく伝えて欲しいです。
渡邉 受け身な部分とは具体的にどんなところですか?
芳賀 ゆーからのお店の形態上、商品を自分で仕入れるわけではなく自分で売価も決められません。出品者の方に依存している部分がとても多いので自分から何かを起こすのは難しいのが正直なところです。ただ、その中でやれることを探すのはとても楽しいことです。その制約を壊してしまってもいいかもしれません。いろいろとできることはあると思うので新入生にはそこを深く考えてみて欲しいなと思います。
まちづくり×手作り雑貨屋としてゆーからはどんな役割を果たしていますか?
芳賀 ゆーからは一見すると雑貨屋のように見えるが、行っているビジネス形態は場所を提供するものです。自分たちが売っているのは商品ではなく店舗です。そこがゆーからの価値に間違いなく繋がっていると思います。
白井 その価値の中でも具体的にどういった部分がまちづくりに繋がっていると思いますか?
芳賀 「まちづくりで」というと広く捉えがちですごく難しいですが、もっとミクロな視点で捉えるとゆーからは街の人の自己実現の場になっていると考えています。その中でたくさんの繋がりが新たに生まれています。そういった意義があるからこそゆーからはリサイクルショップになってはいけないのでしょう。そうなってしまうとゆーからは「まちづくり」から離れてしまう気がします。ゆーからが「手作り」雑貨屋である理由はそこにあると思います。
学生経営の強みはどんなところにありますか?
芳賀 少人数で経営を行えるという意味ですごくいい点はたくさんあると思います。学生がっていうと正直なところなかなかでてこないですね(笑)
白井 たしかに自分もゆーからの一員として経営に関わる中で苦労することばかりです(笑) 正直にいって学生だけで足りない点があるとしたらどんなところですか?
芳賀 出品者の方は長く出品してくださるために固定的、対して経営側である学生は4年で卒業するためにどうしても流動的にならざるを得ません。今はそこが克服できていないと思います。これまでどんなコミュニケーションをとってきたのかの蓄積があまりないため、トラブルになってしまうことももありました。点ではなくて線であるべきコミュニケーションを学生という流動的なメンバーで補っていくのは少し厳しいところがあります。
もしも資金に限りがなかったら...やりたいことはありますか?
芳賀 著名なクリエイターの方を招いてみたいです。そのなかでゆーからの知名度が上がればもっともっとゆーからのお店のいいところを宣伝できると考えています。あとは、商品の仕入れに挑戦してみたいです。お金がたくさんあれば失敗しても困らない、とにかくたくさんの経験を得たいですね。
渡邉 今のはどちらかというと外に向けた投資ですがお店の中への投資はなにか考えてたりしますか?
芳賀 バーコードを作ってもっと商品管理の仕組みを自動化したいです。今はお店にちゃんと商品があるかどうかの確認をほとんど全て手作業で行っているのでその時間を節約できればもっともっといろんなことができるようになると思っています。
これから今の体制で1年余りになりますが、何か成し遂げたいこと、目標はありますか?
芳賀 個人的な思いとしては、3年生がいなくて途絶えかけた部分を取り戻してその後の世代がいろんなことに取り組めるような土台を作り上げたいです。そしてゆーから20期(今の2年生)がやり残したことがないよう、それぞれ忙しいとは思いますがその中でもしっかりと最後まで走りきれるように全力でサポートしていきたいです。
最後に
『ゆーからはリサイクルショップになってはいけない。』
インタビュー中にあったこの一言に普段ゆーからの一員として関わっている私も色々と考えさせられました。
ゆーからに興味をもってくださったそこのあなた!ぜひ一度お店に足を運んでみませんか!素敵で温かみの溢れる雑貨があなたをお待ちしています...!!!