見出し画像

展覧会が無事閉幕。


こんにちは!
note初めておきながら
全然記事アップできてませんでした。

12月18日、
流 麻二果 展 / 野田 正明 展が閉幕しました。
県内外、はたまた国内外からも
たくさんのお客様に来ていただきました。

会期中、作家さんも何度も在館されて、
会場もさることながら、
なんだか華やかな展覧会となりました。

ご来館くださった皆様
本当にありがとうございました!

さて、美術館って閉館中何してるの?
ってよく聞かれますが

今は展示していた作品の返却や
片付け作業をしております。

25日までにと予定しているのですが
雪が…。新幹線動くかしら…。
各地で大寒波みたいですね。

岡山は晴れの国のイメージで、
全体的に暖かい地域と思われがちですが、
実は県北の方はかなり寒いんです…。

高梁は県北ではないのですが、
盆地で、夏は暑く(全国1位とかになったり)、
冬もけっこう寒いんです…。
まあ、豪雪地域とかではもちろんないのですが。

先日は美術館の池が凍りました。
ニュースによると、寒いのはこれからだそうなので
皆様くれぐれも、ご自愛ください。。





ここからは、先日見た展覧会備忘録。
東京でのお仕事があったので、
・東京都美術館「展覧会 岡本太郎」
・東京国立近代美術館「大竹伸朗展」
鑑賞してきました。

一日で回るのは結構きつかった。
どちらも、
ものすごいボリュームのある展覧会でした。

「展覧会 岡本太郎」

最近人気Youtuberが岡本太郎さんを
取り上げていたり、
著書『自分の中に毒を持て』
は現代日本の若者の心に刺さると話題に
(私も読みましたが、
ぶん殴られたくらいの衝撃を受ける内容でした 
…いい意味で)。

岡本太郎さんの人気ぶりたるや。
お客様非常に多かった。
年齢層は比較的若い世代が目立ちました。

太郎さんの絵画作品はもちろん、彫刻作品や模型、
新発見された作品など、余すところなく太郎芸術の世界に没入できました。

さすが、
過去最大級の回顧展と銘打ってるだけある。

2時間くらい滞在しましたが、
まだまだ拝見できてない作品がある気がする…。

激動の時代、
岡本太郎という作家の魂の鼓動まで伝わってくるような展覧会でした。


「大竹伸朗展」

実は、学生の頃から大好きな作家さんで、
この展覧会をかなり楽しみにしていました。
『美術手帖』に大竹さんの作品に関する
付録が付いていた号があり、
めちゃくちゃ大事に保管してたなー。

まず目に入る《宇和島駅》のネオン看板。
一気にテンションがあがります。

会場内に展示された作品はなんと500点!
大竹さんが6歳の頃に制作した作品から
現在に至るまで、
たっぷりと展観されています。

ここにも2時間くらい滞在しました。

音を使った展示もあり、
脳内が占拠されるような感覚。最高です。 

意味を考えるのはもはや無意味。
集められ、貼られ、そこに存在する作品。

世界にあるすべてのアイテムを
アートに変えてしまえる、
魔法が使えるような方だなと思いました。

展示室に大竹さんのドキュメンタリー映像が
流れていました。

制作中の大竹さんは、棟方志功のような
激しい衝動と動作を用いているのだろうな、
と勝手にイメージしていたのですが
至って淡々として静かで、びっくりしました。

会期も長いので、
もし可能であればもう一度訪れたいです。

大変興味深く鑑賞しました。



余談。
東京国立近代美術館のレストランで
食事をしたのですが、
とても美味しかった…。

展覧会後、頭が興奮状態でしたが、
美味しい食事でゆったりできたので
冷静に戻れました。

ひとりで入るのはちょっと寂しかったけど…。



(文:YR)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?