質問されればされるほど強くなる:サイヤ人理論
うちの会社はリスティング広告やGoogle Analytics、ランディングページ制作に関する企業研修(個人向けも)を行っています。
半年間でゆっくり教えていくコースと、数日間で一気に詰め込むコースがあるんですが、それぞれアフターフォローの期間を設けています。
この期間中、研修を行ったあとにわからなかった部分や、実践してつまづいた部分をチャットで回答していく形でサポートしているんですが、改めて気づいたんですよね。「質問されればされるほど(自分が)強くなる」と。
自分が持っている知識や経験値をこの黒い円としましょう。
教えている立場上、答えられないことがないよう気をつけなければいけません。受講者も信用して当社に依頼をしてくださっているわけなので、その期待を裏切るわけにはいきません。(ただし本当にわからないことはわからないと正直に言います・・・)
長年同じ業務に携わっていると、知っているようで知らなかったことが結構あったり、アップデートしないといけないのにできていなかったりと曖昧な部分が必ずあります。それが小さい穴(この白い円)としましょう。
プロとしては黒い円がきっちり埋まっている状態が理想ですが、現実的には難しい。そしていつの間にかその白い穴を「小さなこと」として軽視し、そのまま穴が空いたまま日々の業務を行っていることもしばしば。
でも研修で広告運用や分析作業に初めて触れたり、学び始めた人からすれば、僕からしたら小さな白い円も、こんなに大きな円に見えてしまいます。(イメージです)
当然、受講者は遠慮なく質問されてくるので、曖昧だった僕もいい加減な回答できないので、必死でベストアンサーを用意します。そのためにはGoogle広告のヘルプや公式の情報を再確認するわけですよね。
そうすると・・・・白い円がスポッと埋まるわけです。黒い円の面積は増えて自分がパワーアップするのはもちろんそれだけではない効果が得られます。
それはこれ↓↓↓
"おでき"みたいな図になってしまいましたがw
白い円を埋める作業は、自分に足りなかった知識、情報を補えられるだけではなく、なぜそこでつまづいたのか?という質問者の視点や考えを得られます。
これがデカい。なぜか?
別の機会で同じような研修をする場合、受講者のわからない部分を先回りして伝えられるためです。そして今まで以上に「質問者の立場」に寄り添ってわかりやすく伝えることができるんですよね。
相手側の気持ちを理解し、知識を増やし、かつわかりやすいようにできれば当然受講者の満足度が上がります。(もちろん日々の業務にも活用できるわけです)
つまりまとめると・・・
質問を受ける→答える→白い穴が埋まる→さらに経験値が増えてそれを頂点とした自分の伸びしろが大きくなる→容量を埋めていく→サイヤ人理論のできあがり(ダメージを受けて身体を治せばさらにパワーアップする:ちょっと違うかなw)
なんだかふんわりした話になってしまいましたが・・・
"おでき”が増えれば増えるほど自分が強くなる。そんなイメージを抱きながら今日も受講者からの質問に必死で答えています。
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