物語は筋書きのないおとぎ話
皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕はと言うと1月がほぼ何も出来なかったのでその分を取り返すかのごとく突っ走りたいところなのですがまだまだそれが許される状況ではないのが現状です。いかんせん頭が悪すぎるので。所謂"できる人"であれば予定を立ててそれを実行していけば良いのでしょうが、自分がそんなことできるはずがありません。身を弁えているのです。自分には何ができて、何ができないか。30も越えると不思議とそういう判断が未然にできるようになるんですね。人生の経験値ってのはこういう時に生きるんだな。おじさんまたひとつ賢くなったよ。ありがとうございます。
盟主ですら荒波に飲み込まれる
2/3〜4にかけて第80期順位戦のB級1組、A級の対局が行われます。
藤井竜王が最終の13回戦を待たずしてA級昇格を決めるのか、羽生九段がまさかのB級1組への降格となってしまうのか。色々な注目が集まる二日間であります。numberはスポーツ誌ではあるのですが、将棋をよく特集してくれます。
『将棋は頭脳のスポーツである』
ありふれた言葉、使い古された言葉ではあると思いますが本当にそう思います。棋士の先生方の破天荒エピソード等枚挙に暇がない。そう、将棋も立派な人間ドラマであります。対局だけ見て何かを感じるのではなく、そこに至るまでの全ての背景があって初めてプロの将棋が成立するのです。そこを抜いてしまったらAIの将棋で代替が利いてしまう。そんなバカげたことはありません。
僕は奨励会などという天才集団の存在を知ったのは16歳の頃でした。将棋なんて小学生の時に友達同士で指して遊んでいたくらい。父親には6枚落ちでも全く歯が立たずに飽きてしまった記憶があります。そんな僕がひょんなことから『将棋の子』というノンフィクション書籍を読んだことから将棋に興味を持ちました。そこから棋界関連の本を読み漁ったのは良い思い出です。バイトして、ギャルゲして、ツレと遊んで、道場行って練習して…懐かしい多忙だった青春です。生まれ変わったらプロ棋士になりたいと本気で思ってます。今は完全な将棋ファンとして、ネットの将棋ゲームで様々な人との対局だったり、プロ将棋の観戦、将棋バーへ行ってお酒を飲む等程よい距離感で楽しませていただいてます。羽生善治という人は将棋ファンにとっては永遠のヒーローであり、将棋の象徴です。何も言うことはありません。
落日の太陽。勝負事は残酷です。自然の摂理です。
歴史を見届けます。どんな現実も受け止めます。でもこれが新たな歴史の始まりであると信じて。
音楽ってやっぱり素晴らしい
最近息子の影響で聴き始めたAliA。『かくれんぼ』という曲がめちゃくちゃキャッチーな曲で一発で惚れてしまったんですが他の曲も聴けば聴くほど味があるというか。良い意味で現代と昔の良さを両方持ち合わせてるなって。メンバーがまた素敵なわけですよ。ここもドラマな訳です。成り立ちだって歴史じゃないですか。そういうの込みで好きか嫌いかに至るわけです。人それぞれだってのは百も承知です。だから好きな人が好きになれば良いし、音楽って本来はそういうものですから。芸事は万人に受けてナンボという価値観を筆頭に、対極な意見も含めて様々な角度から見せる側も見る側も両方教養が必要だなと感じています。大人になってその考えは更に強くなったと感じます。
ジグザグに関して言えばもう深く言うことはありません。僕の原点であり青春でもあるBEING系の現代の後継者であると勝手に思ってます。アーティストブック読んで、禊映像集見て、沼にどっぷりでございます。自分が一瞬だとしても音楽を志したからこそ彼らの凄さがわかるし、ここまで感情が揺さぶられるんでしょうね。これまた経験です。まだまだ世に出ていない才能溢れる人はたくさんいると思います。どの世界もそうなんでしょうね。若いって正義だから老害は出しゃばらないように気をつけましょう。
公営競技
年末の話をさせてください。12月と言えば公営競技一年間の総決算です。年度で区切られる社会とは違うんです。
競馬なら有馬記念と東京大賞典、ボートレースなら賞金王決定戦、競輪ならグランプリ、そしてオートレースはスーパースター王座決定戦。
僕の公営競技歴は2001年の日本ダービーが始まり。忘れもしないジャングルポケットの咆哮です。やっぱり三宅アナの実況は良いですね。PRIDEを思い出させてくれます。それからしばらくは競馬しか観てなかったんですが、いつの間にかボート、競輪、そしてギャンブラーの果てと言われるオートレースまでやってきました。そして今、一番好きな公営競技はオートレースです。いや、全部好きなんですよ?それでもひとつだけ挙げろと言われればオートレースなんですよね。語り出したら1日あっても足りないのでnoteでその魅力を伝えきるのは不可能です。興味のある方は是非、観戦するなり投票するなりして楽しんでみてください。2021年のスーパースター王座決定戦を貼り付けておきます。全国No.1の青山周平を誰が止めるか。JRAやボートはやってる若者多いけどまだまだ知識足りてないなって思うし、ましてや競輪とオートなんてルールすら知らない人ばっかりですから。少しでも市民権得られるように一ファンとして普及していかなくちゃいけませんな。公営競技が魅せてきたドラマはいつの時代も色褪せません。それは命懸けで仕事を全うしてくれる選手、それを支えるファンがあってこそのものです。紡いでいこう。Twitterで呟いてるだけでは駄目ですよね。うん、難しい。
よし!格闘技もやろう!
先月の終わり、諸々が落ち着いたので久しぶりに話させていただきました。何年ぶりですかね。色々話をさせてもらって、その中で僕の想いも伝えさせてもらって。今、盛り上がってるじゃないですか格闘技。色んな舞台があって僕がやってきた時代とは違うけど、そんな中で若い世代に頑張ってもらいたいって思ってるんですよ。僕が闘ってきた同世代の選手達も現役引退された人も増えてきて、指導者だったりジムの代表として後身の育成に頑張っておられる選手も目にするので刺激はもらいます。ただ僕は教えることが好きじゃないし、格闘技で商売しようとも全く思ってないんでこの先も一ファンとして程よい距離感で格闘技と向き合っていくとは思うんですけど。
なんかモヤモヤしてるんですよねずっと。色々後悔もありますし。失敗だらけというか、失敗しかしてないですからね。だからやらなくちゃいけないというか。いや、やりたいんですよ伝えたいんですよ格闘技を。もうこれは完全に我儘だしエゴなんですけどね。怪我で若くして引退して、もう選手としては無理やけどまだ練習相手としてならギリギリ動けるし。ビックリするくらいの選手育ててみたいです。
てな訳で覚悟です。
これは投げる側も受ける側も両方必要で、同じ熱量が条件です。がんばろう。若いは正義。いっぱい遊んでいっぱい努力してください。
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