我慢しているあなたへ

「私は我慢している」

そんなことを心のうちに思っている。

「私は何でもいいから、決めていいよ。」
「好き嫌いないから、どれでもいいよ。」
「別になんでもいいよ。」

　

いつでも相手ファーストで事を進めてしまう。
友達でも恋人でも知り合いでも、そして家族でも。

自分が我慢すれば事が上手く進むからいい。


そんなことを考えている。


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相手が喜んでくれるから

「私が少し我慢すれば相手は喜んでくれる。」



相手が喜んでくれるのが嬉しいと思ってしまう。
それは決して悪い事ではなく素敵な心構えだと思います。


しかし、それは相手に


ご機嫌でいてほしい
自分を嫌ってほしくない

そんな気持ちの裏返しだったりします。

その小さな１つ１つの我慢は積み重なり
いつのまにか自分の事は後回しの残り物。


「私なんていいんです。相手が喜んでくれるから。」

なんて

だんだん自分を大切に扱わなくなります。
そうこうしているうちに自信や自尊心はガッツンガッツン削られています。



相手が喜んでくれると思ってする我慢はただのエゴです。


そんなエゴは丸めてゴミ箱にでも捨ててください。

相手はあなたに感謝もしないし何も返さない

そこまで我慢しているあなたに対して相手はあなたのこと思ってないし
感謝の気持ちもありません。


確かに友好を築こうと思えばちょっとした我慢だっり、ビジネスの上ではちょっとした我慢なんてたくさんあるでしょう。


しかしそれは気遣いであって、気を遣いすぎることが我慢になります。
気遣いは確かに大切でしょうけど、気を遣いすぎた我慢はいらないです。

そんなことをしていると相手の人は

「この人には何を言ってもいい、何をやってもいい。」
「他人を優先してくれる人だ。」

そんなことを思うでしょう。

すると相手はドンドンそれが当たり前になっていきます。
横柄になり、これくらい大丈夫だろうと適当にあなたを扱うようになります。

慣れって怖いですね。
友好どころではなく、またビジネスの上ではこれは致命傷になってしまいます。



あなたは我慢をしている時に相手に少し腹が立つことはありませんか？


「言ってくれればよかったのに。」


もしあなたが我慢して諦めたことを、譲った相手にこんな風に言われたら。
そこで少しでも腹が立つのであれば、あなたは相手に見返りを求めています。


でもそれっておかしいですよね。
相手は感謝もしないし、そもそも返すものなんてないと思ってますから。

自分を大切に

確かに相手に気を遣うことはとても大切で、コミュニケーションの潤滑油でもあります。
相手の事を考えて気遣いが出来るということは素敵な事です。


しかし気を遣いすぎる我慢は、自分の事を大切に扱わなりなす。
そうすると自信や自尊心は下がります。

そんなあなたを相手は大切に扱わなくなります。


あなたは気を遣って我慢して相手を大切にしているつもりが、大切にできていないからです。

あなた自身の事を大切にできないと相手の人も大切にできないです。



誰しも相手に気遣いが出来ることは悪い事ではないと考えています。
しかし、気を遣いすぎていると感じるのは我慢をしているということです。


無理をしなくていいです。
相手のことを考えるのは大切ですが手を抜いたっていいです。

自分を大切にしてください。
自分の事を考えてあげてください。
自分ファーストでいきましょう。

あなたは誰かの大切な人

我慢をしている人は多いです。

国民の我慢で成り立っている国です。
国民性なのかもしれません。
それが当たり前になってしまっていることを多々見かけます。


あなたは誰かの大切な人であるということを決して忘れないでください。


それが親や、友人、恋人、同僚、オタク仲間、趣味のサークルの人。
いろんな種類の人類があなたのことを大切に思っているんです。


我慢する必要なんてないんです。
あなた自身の事を大切に扱わないと相手も大切にできないですよ。
(大事な事なのでもう1回言っておきます）


あなたは誰かの大切な人です。
そんな大切な人を我慢させて適当に扱わないでください。


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最後まで読んで頂き有難うございます。
誰かのために書いた文章です。
誰かに届くといいな。


#メンタル