人との会話の周波数
私の家では、会話の内容やレベルの違いを
ラジオの周波数のように表現することがある。
会話が合わない。会話にならない。
成り立たない。そういうときの表現方法。
正直これは、言われた方は結構傷つく。
知識の幅の違い
みなさんの得意な会話は何ですか?
何が好きですか?
私は…ハリーポッターが好きです。
呪文も沢山いえるし、グッズもたくさん集めています。
映画の内容も、セリフも、裏話も、本の内容もたくさん頭の中に入っていて、それをアウトプットすることも容易いことです。
でもそれは、知っているひとにしか通じない。
家族の前でそれをして、否定されて、頭がおかしいといわれる始末。
なんでもそうだけど、人によって知識の多さ・幅には差がある。
それを教養とか、普通とかいう言葉で、表してるのが世の中だけど、
1対1の会話の中でその人と、共有されている知識の中で会話が成立すること、そこから、新しい知識に出会えることがある。
そしてそれもまた、技術が必要。
この部分は、知っていてもこの部分は知らない。
それを相手の否定に使ってしまえばそれは、相手を傷つける刃物の言葉になってしまうことがある。
私の家の人達は、その刃物の扱いがとてもへたくそだ。
例えばの会話
会話の中で、例えを使って会話を広げるとき、相手に通じる内容であるかを考える必要がありますよね。
本が好きな人に対しては、その人が好きな本のジャンルか?
文学的な知識か?
例えば、それがその人の常識の範囲内の表現としたとき
「なんでこんなことも知らないの?」
「お前とは、会話が成り立たんから疲れる」
こういう風に言われることがあります。
私の性格的に言うと、悲しみが出てきちゃうのだけれども、
家族は悔しさが出てきて。
「負けねぇ」と少年漫画の主人公のように、その知識についてその時は調べて、結局興味がないからすぐに忘れてる。
なので、この場合の私の中の正解は、逃げる。
自分の教養のなさや、常識のなさ、普通に対して知らない事が多すぎるからいけないのではないかと自分を責めて、本を何冊も読んで、マナー講座にも通って努力をしてみたけれど、
自分なりに歩み寄ろうとしてみたのだけれど、
そういうことじゃないといわれました。
なら、わかりました。
さようなら。おつかれした。
と、心のシャッターを下ろしてしまったのですよね~
合う人に出会うのか、合わせるのが上手な人に出会うのか
時折、とても会話が成り立って、
あぁ、これが待ち望んでいた会話だ。なんにもしんどくない。
と、思える人に出会えたりします。
でもそれは、もしかしたら相手がすごく質の良い技術の持ち主なのかもしれない。
私はそれをとても尊敬していて、心配しています。
もっと、自分を優先して、会話をしてもいいのに。
その人にとって私との時間がしんどい時間になってしまわないだろうか?
そう思ってしまうのです…。
もし、相手が自分を優先して話してしまえば、私がしんどくなってしまうことがあるかもしれないのに。
会話は思いやりの交換
馬鹿なことを言い合えるひとも大切。
この話題はこの人には、使えるから使ってみよう。
これは、この人には、避けておこう。
ここから先は、傷つけてしまうかもしれないから気を付けよう。
私の中の結論は、
会話の中に相手を思いやる気持ちを入れるかどうか。
疲れてて、それが難しいときもあるかもしれないけど、
自分のルールとして、
相手を思いやる会話の広げ方をしたい。
そして、自分の中の知識をたくさんの人と
合わせることができるように、
手札をたくさん増やしていきたい。
好きなことは好き。
好きの合う人との周波数を大切にしていきたい。
ゆっくりやっていこう。