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アシックスがグラブとバットから撤退!
久々の時事ネタです。
※有料会員でないと読めないかもしれませんが、とりあえずタイトルだけ見て頂ければ・・・
タイトルの通りですが、アシックスが野球用のグローブとバットから撤退するそうです。
アシックスは興味深いメーカーでして、記事内にもある通り実はあのローリングスのグローブとバットは、2012年まではアシックスが作っていたという・・・
私、製造業にちょっと関わるお仕事をしているので、私には馴染のある話なのですが、「A」という会社の製品を実は「B」という会社が作っていて、「A社」は「B社」が作った製品にただ「A」というメーカー名をのっけているだけ、というケースがよくあります。
こういった形をライセンスとか、OEMとか、ODMとか呼ぶのですが、調べればネット上にたくさん情報がございますのでご興味あればお調べください。
私自身、小学生の頃はローリングスのグローブを使っていまして、今思えばあのグラブは実際はアシックスが作っていたものだったという訳です。
ローリングスのグローブにはブランド力を感じますし、「ローリングのグローブ」と言えば高品質なイメージがあります。
でも2012年までそれを作っていたのはアシックスだったんだよ、と言われるとビックリです。
正直アシックスにグラブメーカーのイメージが無いものでして・・・
この話を私が知ったのは2,3年程前なのですが、友人は意外に知っている人が多くてビックリしました。
知らなかったの俺くらいかい!と。
そんなアシックスがグローブとバットから撤退とのこと。
まずグローブに関して思うのは「ブランド力」っていい意味で恐ろしいですね。
だってローリングスのグラブだったら「欲しい!」と思いますが、アシックスのグラブだったら「いやぁいらないな」と思ってしまいますから。
どっちも同じところで作っているのに。
(2012年までの話です)
そしてバットについてですが、アシックスのバットといえば記憶に残っているのがこれです。
確かビヨンドで言うとギガキング2とレガシーの間くらいの時期でしょうか・・・
なんかすげえバットでたなー!と思ったのを覚えています。
このバットの発売含め、アシックスは野球用品に力を入れていきます!みたいなニュースを見たので楽しみにしていたのですが、やはり厳しかったのでしょうか。
話をグラブに戻しますが、私はドナイヤのグラブを使っています。
ドナイヤと言えば山田哲人選手!と個人的には思っていますが、やっぱりブランド力っていうのは誰が使っているか?ということが影響力大きいですよね。
草野球始める前は私バンドマンでしたので、音楽機材についても知識があるのですが、やはりギターにしろベースにしろドラムにしろ、「○○が使ってる」が大きいです。
そういえば音楽も野球同様に○○モデル、というのがあるので意外な共通点に気が付きました。
そしてどちらの業界も○○モデルを張本人が使っているケースは少ないという。
あ、どうなんでしょう、野球の場合は市販の○○モデルを本人が使っている場合もあるのかな?
音楽についてはかなり少数派のようです。
バンド界隈の場合、「○○モデル」というのは本人の特注品を基にしてつくられる事が多いらしく、必ずしも本人の特注品をそっくりそのまま製品化することはあまりないようです。
(市販するにはある程度コストを抑えないといけないなどの制約もあり)
でも中には「せっかく俺モデルが売られているんだから、俺もそれ使うぜ!」とノリノリな人もいます。
アシックスから話が逸れましたが、久々の時事ネタでした。