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詩を書くようになったわけ
私が詩を書き始めたのは、中学生のとき。国語で三好達治の詩を読んで「あ、わたしも書きたい。」と思ったのがきっかけだ。
ところが何の詩だったのかが全く思い出せない。三好達治の詩を後から詩集なんかで読んでみても「あっ、これだ!」という詩に出会えない。本当に忘れたんだと思う。というより、「その詩」が重要だったわけではなかったのかもしれない。
まあとにかく、詩を書きたいと思った私は、たぶんB5のノートを1冊用意して「詩のノート」を作り、最初の一つを書いた。
そのノートを次の日、国語の先生に手渡した。なんで手渡したのかわからないが、読んでもらいたいという気持ちが大きかったのだと思う。その時の国語の先生は「いいねえ、続けよう。」とコメントしてくれた。また、その詩で疑問に思ったことを書いてくれた。
これが、詩のスタートだったのかもなと思う。書きたいと思った時でもなく、実際にノートを買った時でもなく、そのノートに初めての詩を書いた時でもなく。先生に見せて、返事が返ってきたのを受け取って、読んだその時がスタートだったんだろうなと思う。
2025年、一日一文チャレンジを始めようと思ったときも、PCの中ではなく、手帳でもノートでもなく、ここに書こうと思ったのは、そんな最初があったからなのかもしれないなと思っている。