動作×対称×影響
こんばんは。水見式の結果で特質系と出たけびんです。
今回は、話をするときの話をしようと思います。僕は英語もすこーし使うのですが、そのせいなのか頭の中でいつも明確に動作、対称、相手など登場人物と動作のベクトルがはっきりしています。
自分も別に話すの得意じゃないかもしれないけど、もっと話がうまくなりたい!とか、雑談力が欲しい、人の話が理解できない!という人にはきっと参考になる話だと思うのでお立ち寄りください。
動作主はだれか?
はい、動作主はだれか?動作主というのはその行為を行う主体を指します。って言うと難しくてワカランヌになってしまう人もいるでしょう。
カンタンに言うと
「私はごはんを食べます」⇒私が動作主
「ローラってかわいいよね」⇒ローラが動作主(正確には動作ではありませんがw)
「手越(仮)が飲み会してたんだって~」⇒手越(仮)さんが動作主
こんな感じで、その動作、アクションを誰がとっているのか?ってことです。
ここがはっきりしないとその文章の中での主人公が見えてこないので人は情景をイメージできません。
よく、何を言っているのかわからない人の話しようを表して「あなたの話って主語がないからわからないんだよね~」みたいな言及を聞きますが、僕はこのセリフが嫌いです。
なぜならば足りないのは主語ではなく、ほとんどの場合以下の要素だからです。
・動作主体がどんなアクションをしたのか?
・何に向かってそのアクションをしたのか?
・その結果どんな影響が起きたのか?
主語を省く言語なんて、スペイン語もペルシア語もフランス語も主語は省けるわけだから「主語がないから意味がわからない」なんていうセリフは
「そもそも主語ってのがなんなのかよくわかってないけど、とりあえずみんなそう言ってるしこれが言いやすいからこうやって言っておけばなんな相手の間違いを指摘した気になるわぁ」
と言っているのと同義なのではないでしょうか?
動作を受ける対称はだれか?
動作を受ける対称・・・つまり
「ごはんを食べる」⇒ごはん
「私は飛行機に乗る」⇒飛行機
「彼女は僕にビンタをした」⇒僕
こんな感じでその動作を受ける側の存在です。
これはまあ、説明はいらない気はするけど。
影響は?
動作主が、○○という動作をした結果、どのような影響が起きたのか?
これが欠如すると面白みもなんにもない文章というか、物語が出来上がります。たとえば
「ごはんを食べました」完。
「彼女はアイドルに会うために韓国に行った」完。
「アメリカ人の90%は夜中にベッドを抜け出してキッチンにあるピーナッツバターをなめに行ったことがある」完。
多くの人は、
「・・・で?」「そのあとどうなるの?」
ってなるんじゃなかろうか。
動作主が○○という動作をすれば、必ず何かしらの影響が出てくるものである。
ごはんを食べればおなかいぱいになったり足りなくて空腹が続いたり、通貨が価値が上昇したならば貿易になんらか影響が出たり、とにかく「あるものがこ~んな動きをしました」だけで終わらないのが現実世界なのです。
たったそれだけのシンプルなことなのだけど、これらの関係が頭の中で結びついていなかった過去のジブン。
きっとこれは、上手にお話をする人からすると当たり前のことなのかもしれない。でも、自分は全くお話をするのが下手でした。
そもそも、自分に自信がなかったし自分の話なんて誰もきいてないし自分には表現の自由なんてないと教えられて育ったから・・・というのもあるかもしれません。
まぁそういったメンタル的な問題を除いても人に伝わる話をするというのは苦手でしたね・・・いつも本や他人からの受け売りをそのまんま「再現」することで乗り切ってましたw
でも、最近はありがたいことにTwitterやYoutubeなどで発信もさせていただいてます・
そんな中で見えてきたのがこの構図なんです。
これがわかれば日本語もスムーズ
英語はこの構図がはっきりしています。
主語
動作
対称
結果どうなったのか
これは日本語でも応用できるんですよね。
特に動作のベクトルがどこに向いているのか。影響のベクトルはどこに向いているのか。どれくらいの大きさなのか。どれくらいの期間(一瞬でも永遠でも)つづくものなのか?
こういったことで情報の伝達って行われているんですよね。
過去にはこんなこともわからなかったんだなぁ。
これがわかっていれば、その物語の登場人物やチカラ関係がはっきりしますから、
「この話は彼に伝えてもしょうがないな」
「これは専務に相談した方がよさそうだ」
「お父さんにこんなこと相談されたけどこれは兄に聴いてもらった方がよさそうだ」
などと、だれにどんな情報を伝えれば効果的なのかも判断しやすくなります。
きっと!!!
あれ?
これ役に立つかな?w
まぁいいやw日記ということで。