24時間テレビが1番おもしろい

俺は24時間テレビが大好き。

表向き、あの番組は死ぬほどつまらない。
今更説明する必要も無いくらい馬鹿らしい。
しかし、今回の競技場マラソンをきっかけにテレビ嫌いの俺はこの番組が世界一好きになった。

この番組のプロデューサーは大衆を弄んでビジネスをする傍ら、寄付金を着服し、悪趣味なギャグセンスを披露する。
ダウン症パーフェクトヒューマンとかいう一番ヤバいブラックジョークは、24時間テレビの内容そのものに対する皮肉で、競技場フルマラソンは、マラソン企画の無意味さと馬鹿らしさをあえて強調しているに違いない。
【こんなアホくさいテレビを見てる奴、こんな悪い噂の絶えない企画に募金してる奴は、この程度の皮肉すら分からないんだろ?】という挑発
ここで第三者視点に立つと、
俺は募金する奴が嫌いだ。偽善とか、使い道を分かってないとか、そういうことじゃなくて、単純にキモすぎるから。
男子運動部の女子マネ、ナメクジみたいな涙袋を書いてる奴、コムドットの視聴者、クラブで遊んでるような奴ら、当たり障りのない女のアドバイスを真に受けて、GUで買ったような清潔感以外には何も無い服を着て眉毛を整えただけの、チー牛に毛の生えたようなもんと同列に、一見の拒否感によって募金する奴を嫌っている。
そしてこの番組は、女子マネをマワし、ナメクジ女の顔に海水をかけ、コムドットの視聴者の聖域を侵害、クラブの酒を全部自家製トンスルに差し替え、GUにトコジラミの大群を放つのと同じように、寄付金を騙し取って着服する。
なんて痛快なんだ!
オマケに今年は、俺が死んで欲しいと思っている芸人の乳をちゃっかり揉んだエロおやじがいて、俺の嫌いなタイプの奴らがそれを見て死ぬほど怒ってる。

どんなに裏側が黒くたって、どんなにそれが広く知れ渡ってても、知らないバカがもっと多いならなんの問題ない。
そんなことで集団的な悪事がまかり通ってる絶望的な現代日本を下品のどん底に突き落とす強烈な皮肉、様式美のブラックジョーク、これが24時間テレビだ。

来年もお楽しみに。ウフフ。

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