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世界を旅したママが唸った「ユダヤ式家庭教育④」〜4歳の娘が初出店〜
こんにちは、マカナです。
先日、4歳になったばかりの娘が「子どもマルシェ」に初出店しました。その様子や、そこから感じたユダヤ式家庭教育のお金の教えについてシェアしたいと思います。
4歳の娘が「お店」を持ってみたら…
娘に、「どんなふうにお客さんをハッピーにしたい?」と聞いてみたら、
「ネックレスで可愛くしてあげたい!」
という答えが返ってきました。
そこで、お神輿を担いだときにいただいた500円を使って毛糸を購入。商品を製作。当日は、他のお店でもお買い物を楽しみ、ちゃんと貯金もできて、結果は900円以上の黒字に。
初めてにしては、驚くほど素晴らしい結果でした!
ユダヤ式家庭教育のお金の考え方
さて、今回はユダヤ式家庭教育のお金の教育に関すること。
ユダヤの子どもたちは、小さい頃からこんなふうに教えられるそうです。
「無条件に与えられるのは“愛”だけ。それ以外は自分で勝ち取る」
誕生日やクリスマスといったイベントでも、親がプレゼントを“あげる”のではなく、子どもが自分で点数を貯めて手に入れていく仕組みを取り入れている家庭が多いとか。
その仕組みこそが、ポイント制 です。
ポイント制ってどうやるの?
家族のためにできることをリストアップし、点数化する
たとえば、家の中の問題解決や喜ばせる方法を考え、その“貢献”に応じて点数を設定。
ここにはビジネスの基本である「商品開発」や「価格設定」の感覚が隠れています。
報酬をリストアップし、点数化する
「○○点が貯まったら、欲しいものをゲットできる」といった仕組み。
ペナルティもリストアップして点数化する
何かルールを破ったり、迷惑をかけたりしたら、獲得したポイントからマイナスされます。
誕生日やクリスマスのプレゼントも、事前に欲しいものとその点数を決めて、その点数を子どもがコツコツ貯めていく。そうすることで、「欲しいものを自分で手に入れる力」 が身についていくんですね。
お小遣い制度と稼ぐ力
多くの日本の家庭では、ある程度の年齢になると「お小遣い制度」を導入することが多いと思います。
ただ、そのままだと「お金の遣い方・増やし方」を学ぶ機会はあるものの、“稼ぐ力” は身につきにくいように感じます。
「生きているだけでお金がもらえる=会社に行くだけで給料がもらえるサラリーマンに似ている」と言われることも。
もちろん仕事にもいろいろな形がありますが、これからの時代、自分でお金を生み出す力 はますます重要になるはず。
お金は「幸せや問題解決」の対価
ユダヤ式では、“誰かを幸せにしたり、問題を解決して喜ばれることで、お金をいただく” という考え方が根底にあります。
そういう視点を幼い頃から持つと、お金との付き合い方がポジティブになりますね。
私自身の振り返り:お金を教わらないまま大人になった
私が大学生になって一人暮らしを始めたとき、「お金のこと、何にも教わってこなかった……」と実感。
さらに社会人になって仕送りも途切れたときは、本当にやっていけるのかなとドキドキしたものです。
親からも「お金を増やす」という考え方を教えられたことはなく、20代の頃は、毎月の生活で精一杯。今思えば、日本の学校でも家庭でもお金に関する教育はほとんど受けてこなかったなぁとしみじみ感じます。
お金の教育は家庭が大事
だからこそ、お金の教育は家庭で教えられるといい ですよね。
私も娘の「ネックレスで可愛くしてあげたい」という気持ちを尊重しつつ、これから先も “ビジネスの大前提” を少しずつ伝えていきたいと思います。
もしあなたのご家庭でのお金教育や、お小遣い制度の工夫などがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
最後に
子どもが大人になる頃、働き方やお金の稼ぎ方は今よりさらに多様化しているはず。家庭で「お金の仕組み」をリアルに体感させることは、きっとこれからの時代を生き抜く大きな糧になると思います。
私もまだまだ模索中ですが、一緒に学び合いながら、楽しく豊かな子育てをしていきましょう!