私とコーチング 2024
こんにちは、かなざわ@コーチ です。
「何かを毎日続けるコツは、毎日やることです。」という脳筋のようなことが こちらの本 に書かれていましたが、きっとこれは真理なんだろうなと自身の note の更新履歴を見て感じる年末です。
7月に IT エンジニア(ソリューションアーキテクト)としての大きい外向けの登壇、それが終わるやいなや9月に Engineering Manager 業としての社内カンファレンスの登壇の CfP が通り、バタバタしているうちに note での発信・アウトプットを止めてしまいました。来年は毎週とまでは言わずとも、決めたペースを守って更新し続けたいです。
と書きつつも、今年、2024年はコーチとして小さくないアップデートを幾つか作ることができたと思っています。年末ですので、それを整理しつつ、2025年への展望を残しておこうと思います。
今年のコーチとしての学び
私は昨年、2023年から CAM Japan というコーチングスクールで、コーチングを学んでいます。2023年は1-6月に2つのクラスを受講し、コーチングの基礎・基本を学びました。下期はプライベートでビッグイベントがあったこともあり、クラスを取っていなかったのですが、2024年年初から学びを再開しています。
2024年は「コーチングと脳科学」「変化・転換・変革」「グループメンターコーチング」の3つのクラスを受講し、最後のクラスのみ演習パートが少し残っているのですが、これにて国際コーチング連盟 ICF の ACC 資格申請に必要なコーチング教育の受講時間を満たすことができました。ACC 取得に向けて、残すところは実技試験と筆記試験になるので、来年2025年の前半にチャレンジしたいと考えています。(筆記試験難しそう..)
3つのクラスはどれも印象的で、「脳科学」を通してナッジについて、「変化・変革」を通して内発的動機付けについて興味を持ち、学びを深めることができました。「メンターコーチング」では実際のコーチング演習を通して、コーチとしてのあるべき姿を学ばせていただいています。いずれも本業である Engineering Manager 業、あるいは父親業において、とても良い影響があったと捉えています。
Engineering Manager 業とコーチング
昨年も本業にコーチングのエッセンスを取り入れていましたが、本格的にという意味だと今年が元年となりました。チームメンバーごとに立ち止まる時間を作り、”緊急ではないが重要なこと” を考えてもらえるよう心がけました。メンバーの皆さまにとってどれだけいい時間になっているかはまだ未知数ですが、彼ら彼女らのキャリアにとって良い1年になっていたら嬉しいです。
また、冒頭に書いた通り、Engineering Manager x コーチングという切り口で社内カンファレンスに登壇できたことも、私にとっては大きな1歩でした。セッションでは、エンジニアチームのマネージャーとしてコーチングをどう活かしているか、今後更にどのように活かしていきたいかを共有しました。オンサイトの東京会場では、尊敬する先輩マネージャーの皆さまにもお越しいただき、ありがたいフィードバックを多々頂くことができました。語彙力アレですが、めちゃくちゃ嬉しかったです。
また、この社内カンファレンスは日本に閉じない形で行われたもので、現職6年目にして最も長い持ち時間のの英語登壇となりました。英語圏のメンバーからもお褒めの言葉をもらえたので、台本を準備してたくさん練習すれば自分の英語はまぁまぁ通用するのでは?という自信にもなりました。(インタラクティブなコミュニケーションは、未だに流暢さ皆無です..)このイベントが終わったあと、世界各国でレコーディングされたセッションがアップロードされるのですが、それによると自分のセッションは上位数%の評価をもらえたとのことで、Engineering Manager x コーチングへの需要を定量的にも感じることができました。
ライフワークとしてのコーチ業
また、今年からサイドワークの申請を行い、本業以外でもコーチ業を始めました。(活動の幅を広げられたのも、CAM Japan の皆さまに背中を押していただいたからで、心から感謝しています。)
ありがたいことに、note や Twitter(現 X) 経由で多くの方にお申し込みいただきました。現職での登壇や、Udemy での活動で私を知ってくださっている方が多いこともあり、私のコーチングは IT に関わる仕事(エンジニア、マネージャー、営業など)をされている方からの需要が多いようです。
ファミリアリティ、つまりコーチとしてどのような分野で価値を出せるかはそのうち定義した方がいいというアドバイスをスクールで頂いていることもあり、今後もテーマを限定せずにコーチングの依頼にはお応えしたいと考えつつ、来年は IT に関わる仕事をしている方向けに少し重心を傾けてみてもいいかもしれないと考えています。
IT に関わる資格を取りたい方
IT 業界での就職・転職を考えられている方
IT 業界に勤めており、中長期的な目標を定義し、それに向かってスタートしたい方
など、もし私のコーチングにご興味がありましたらぜひお声がけください。
私とコーチング2025
2024年の私のコーチ業を振り返りました。2023年と比べると、学びも活動も幅が広がったと考えており、7-80点くらいはつけてもいいのでは?という気持ちになっています。同時に、もっとできたなという想いもそれなりにあり、この記事を書いていて悔しさに近い感情も芽生えています。
来年はもっとやるぞ!という未来の自分への期待も込めて、コーチングらしい質問として「2025年、理想通りの1年を過ごすことができたら、年末にどのような景色が見えていると思いますか?」という問いを自問自答することで、この記事を締め括ろうと思います。
ACC を取得し、コーチとしてのスキルを客観的に示せる物差しを手に入れる。その結果、私のコーチングを受けたいという方が増え、声がかかる機会が増える。
プロのコーチとして頼りにされ、クライアント(コーチングを受ける人の呼称)の皆さまがいきいきと活動し、目標を達成し、それを報告をしてくれる。
クライアントの皆さまからパワーをもらい、私自身もメラメラとした気持ちで新しいチャレンジに取り組むことができる。多少の失敗にめげず、何事にも粘り強く、いきいきと取り組めるようになる。
プロコーチとしての得意分野を定義し、その分野に特化したメニューを作り、磨き込む。そのメニューを活かし、多くのクライアントが活躍する。そこから自身もコーチとしてより成長し、、という好循環が生まれる。
1:N の場で、コーチングのエッセンスをもっと上手く活用できるようになっている。組織をよりよくしたい方からお声がかかり、二人三脚で場を設計し、その組織の成長の一助となる。
書いていてワクワクしてきました。今年お世話になった皆さま、ありがとうございました。来年も引き続き、よろしくお願いいたします。