エッセイ)毎日ログインを辞めてみた
1/21の投稿をした後にnoteに毎日ログインをするのを辞めた。辞めてから気付いた事は、書かないと駄目だ、読まないと駄目だって事に知らず知らずのうちに縛られていたんだという事。
noteを始めた理由は、書いた物を読まれたい、あわよくば出版まで漕ぎ着けたいって気持ちだった。しかし、いつのまにか自分が出版どうこうなんて無理な話で、そんな事を思っている事自体が烏滸がましいと諦めが付いた。
それでも読まれたいって気持ちは強く残っていて、毎日投稿をしていた。
この時はどうしたらPVが増えるのか、スキが増えるのかって事ばかりを考えていた。
勿論、その為にはいい物を書かなくてはいけないのだけど、どうすればいい物を書けるのかはわからず、そもそも、いい物が何かもわからなかった。
それでも毎日投稿を続け、フォローしている人の記事を読んで、コメントをして交流を続けていたら、PVもスキもどんどんと増えていった。
コメントの交流も楽しくて、なんとか続けていたけれど、いつからか書き続けるのが苦痛になっていった。書かなければ書かなければって思いが、読まれて嬉しいって気持ちを追い越してしまったのだ。それでもなんとか365日連続投稿を達成する事が出来た。
達成した後に、毎日投稿を辞めてしまうと、折角、育てたアカウントのPVなりスキなりが減ってしまうのはわかり切っていたのだが、それでも毎日投稿を続ける事が辛なくなり、週3回の投稿に切り替えた。
そんなに辛いなら週3回と言わずに、ここで辞めてしまえば良かったのだろうけど、交流が途絶えてしまう寂しさと、まだ、何処かで育てたアカウントを完全に捨ててしまう事への未練から週に3回という枷をはめる事にした。
そこから約半年間は、そんなに苦もなく、このペースを保つ事が出来た。
しかし、1月の三連休明けに扁桃炎にかかり、ダウンした時に、一体何の為に書いているのだろうと疑問に思ってしまった。
出版を目指す訳でも、有料記事を書いてマネタイムをするつもりもない。そんな自分にとって、毎日ログインして、タイムラインを追いかけ、一定のペースを守って投稿する事に何の意味があるのだろうか?本当に楽しみながらnoteをやっているのだろうか…。
今の自分は書かなくては、読まなくてはという所に縛られ過ぎているのではないか…。
そう思った直後に書き溜めていた下書きを読み返してみた。読み返した後に、コレを本当に書きたかったのかと思ってしまい、10個程あった下書きを全て削除した。
その段階で1/21の分迄は、既に予約投稿をしてあったので、それはそのまま投稿する事にした。
そして、この日を境にnoteに毎日ログインする事を辞めた。
書きたい時に書いて、読みたい時に読むスタイルに変えたのだ。
そして、その日から1週間が経過し、この記事を書いている。
ダッシュボードを覗いてみたらPVもスキも前の週の3分の1にまで減っていた。
投稿もしないし、読みにも行かないならこうなるのは当たり前の事だ。
残念な気もするが、まぁ仕方がない。
今後もこの感じなら、どんどんとこれらは下がって行くだろう。
この選択が正しいのか間違いなのかは分からない。どんなにハマっていた事でも、何かをキッカケに我に還るというか、何か違うなって思う事はあるだろう。今の自分はそういった心境にある。
今後は、このままフェイドアウトして行くのか、この感じで続けるのかはわからない。