Netflix 2023決算!好業績で時間外株価上昇、三つの焦点でさらなる成長を目指す
ネットフリックスが1月23日、2023年本決算を発表。10〜12月期の売上高は88億ドル(前年比12.5%増)、営業利益は15億ドル(同2.7倍増)だった。
有料会員数は2.6億人を突破し、コロナ禍以来もっとも大きな純増数を記録した。時間外株価は8%強の上昇。1〜3月の売上予想は前年比13.2%増とさらに加速する見通しだ。
2023年は、テッド・サランドスとグレッグ・ピーターズの二人が共同CEOとなって初めての一年だった。通年での売上成長率は2022年の6%から12%へと倍増、営業利益率は18%から21%へと上昇した。
ネットフリックスは2022年まで、特に先進国圏における有料会員数の伸びが鈍化していた。広告付きプランやペイドシェアリングなど新たな打開策は効いているようだ。今回の記事では、その進捗や今後の打ち手についてまとめる。
経営上の三つの焦点
今のネットフリックスにおいて、経営上の焦点は次の三つに集約された。
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