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2024年8月の記事一覧
NVIDIA2Q決算、売上・利益ともに続伸。新技術への引き合い強く粗利率も上昇中
NVIDIAが8月28日、2024年5〜7月期決算を発表。売上高は前年比122%増の300億ドルと、前回決算で掲げた会社予想を上回った。営業利益は同じく174%増の186億ドルだった。
この半年間で株価は62%、直近一か月でも12%以上上昇した。時価総額は約3.1兆ドルにのぼり、株式市場の期待は高まり続けている。決算発表後の時間外株価は、執筆時点で6.7%の下落となった。
ジェンスン・フアンC
動画会議ツールのZoom、株価低迷も現金積み上がり75億ドル。AI機能で打開なるか?
動画会議ツールを手がける米Zoomが8月21日、2024年5〜7月期決算を発表した。売上高は前年比2%増の11.6億ドル。営業利益は同じく14%増の2億ドルだった。
会社全体の成長率が横ばいとなる中、株式市場における評価は低迷。年初来株価は12%以上も落ち込み、時価総額は186億ドルとなった。決算発表後の時間外株価は執筆時点で2.9%ほどの上昇となっている。
安定したキャッシュフローにより、現
ブラジル成人の56%が利用するデジタル銀行「Nu」貸付拡大で利益も株価も上昇中
中南米を席巻する次世代デジタルバンク、Nu Holdingsが目覚ましい成長を続けている。2024年4〜6月の売上高は28.5億ドル(前年比52%増)、純利益は4.9億ドル(同117%増)へと拡大した。
創業者CEOのダビド・ベレス氏はゴールドマンサックスなどを経て、セコイア・キャピタルでパートナーを務めた経歴の持ち主。2013年にNubankを創業、今ではブラジル成人人口の56%がアカウントを
ショピファイ、決算後株価急騰。オフライン、B2B、越境などテーマにさらなる成長へ
Shopifyが8月7日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比21%増の20.5億ドル。営業利益は2.4億ドルだった。発表当日の株価は18%高と急騰した。
ハーレー・フィンケルスタイン社長は「今回の突出した成果を説明するのが待ちきれない」と興奮した様子で語った。同社は一年前に物流事業の減損損失を計上、巨額の営業赤字に陥っていた。その後は黒字化し、拡大基調を続けている。
物流事業を除け
伝説的CEOが再興戦略を進めるウォルト・ディズニー、株式市場が悲観的な理由
ウォルト・ディズニーの株価が低迷している。
コロナ禍ではテーマパーク事業が大打撃を受け、前CEOの肝いりで動画配信サービス『ディズニープラス』を打ち出した。有料会員を急激に伸ばしたものの黒字化は遠く、やがて株式市場も失望させた。
2022年末には前々CEOのボブ・アイガーが復帰し、経営の立て直しを進めてきた。筆者の気のせいかもしれないが、同社の開示資料は見た目と構成がNetflixに似てきた。
ウーバー、需要堅調で増収増益。自動運転との提携期待も高まる
Uberが8月6日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比16%増の107億ドル。営業利益は同じく144%増の8億ドルだった。
配車サービスとデリバリー事業がともに好調で、トップラインが拡大。収益性も改善したことで、ダラ・コスロシャヒCEOも「超力強い結果だ(super strong results)」と自慢げだ。
コスロシャヒCEOは、市場関係者にとって「二つの大きな疑問」を想定。ア
スーパーマイクロ決算、売上急伸も利益率低下、肥大化する「AI工場」の行く末やいかに
スーパーマイクロコンピュータが8月6日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は53億ドル(前年比143%増)と急伸したが、営業利益は3.4億ドル(同51%増)にとどまった。
スーパーマイクロが主に手がけるのは、生成AIを大規模に取り扱う際に必要となるサーバーなどのハードウェアの製造販売。もっとも重要な部品であるプロセッサはNVIDIA等から仕入れるため、そもそも利鞘は薄くなりやすい商売だ。
パランティア、決算好調で時間外株価急騰。CEOの愛国心あふれるポジショントーク
ソフトウェア企業のパランティアが8月5日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比27%増の6.8億ドル。営業利益は同じく十倍に増え、1億ドルを突破した。
株価はこの一カ月で一割強の下落だったが、決算発表後の時間外株価は執筆時点で12%の上昇。下落分を取り戻すことになりそうだ。
「過去の台本はもうワークしない」そう豪語するのは、パランティアのCEO、アレックス・カープ氏だ。「これまで(過
Amazon 2Q決算:ジャシーCEOもAI戦略を熱弁、「一つの製品が牛耳る」未来はない?
Amazonが8月1日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比10%増の1,480億ドル、営業利益は同じく91%増の147億ドルだった。
アンディー・ジャシーCEOは「いくつもの方面で前進を続けているが、AWSの加速よりも顕著なものはないかもしれない」と主張。多くの企業がITインフラをクラウドに移管し続けるのに加え、生成AIをめぐる機会が成長を後押ししている。
足元の増益は、コロナ後に
Apple 3Q決算:「AI戦略」が始動!次の時代も”王位”を維持できるか?
Appleが8月1日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比5%増の858億ドル、営業利益は同じく10%増の254億ドルだった。
ティム・クックCEOは売上高が会社予想を上回ったことをアピール。第3四半期の売上高として、24の国と地域で過去最高を更新した。決算発表後の時間外株価は、執筆時点で約0.7%の上昇となっている。
このところAppleは、AIに関する新たな方針を次々と打ち出した
Meta Platforms2Q決算:予想上回り時間外高騰、AIからメタバースまで進捗を熱弁
メタプラットフォームズが7月31日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比22%増の391億ドル、営業利益は同じく58%増の148億ドルだった。
7〜9月期の売上予想は385〜410億ドル(前年比12.7〜20%増)と、堅調な見通しも示した。決算発表後の時間外株価は、執筆時点で7.4%の高騰となっている。
マーク・ザッカーバーグCEOは「Meta AIは年末までに、世界で最も使われるA