売上収益70億弱!DeNAのライブストリーミング事業にみる新しいビジネスモデル。投げ銭モデルの今後の可能性とは?
下記決算資料を踏まえて今後の展望について考察していきます。
ライブストリーミング事業全体像
現状は売上の多くはPocochaからかと考察。
業績ライブストリーミング事業売上高及び損益
新型コロナウイルス以降売上収益は3倍以上となっており、未だに伸び続けている。月次課金ユーザも右肩上がりのトレンドを形成。
今後の展開
新たなジャンルとグローバル版に注力する見込み。
今後の展開についての考察
①ライブ配信市場規模はグローバルで拡大中
今後5G時代において更に拡大することが見込まれる。
また、インフルエンサー・マーケティングも国内・海外において拡大しておりロイヤルカスタマーの獲得という観点でも双方向のコミュニケーションが出来るPocochaのようなプラットフォームは今後の発展が見込まれそうである。
②投げ銭という支払いに上限がないビジネスモデルの可能性
オンライン上でpocochaが提供する投げ銭モデルは主力事業のソーシャルゲーム市場と同様に感謝や応援したいという欲求に応じた成果報酬型の課金モデルであり、多くの広告や月額型課金モデルのサービスとは異なる。
特に課金額とそのトリガーをプラットフォーマーとしてデータが取れているのは非常に価値が高いのではないかと思う。
今後スポーツの観戦料を試合内容やプレーによってチップとして支払える仕組みを作り出すなど様々な事業のヒントになるのでないかと思う。
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