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無垢の家具ブランドWYLCのデザインアプローチ型事業承継の軌跡をレポート。組織やものづくり、人と自然の関係性の再構築=リ・デザインを考える。
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#ブランド

梁をのこして、再構築。

無垢材家具ブランドWOOD YOU LIKE COMPANY(WYLC)とKESIKIによる「長く愛される会社・ブランド」をつくる過程を追う連載シリーズ「Re:」。 第二回は、WYLCのコーポレート・アイデンティティを一緒につくっていった、デザインディレクターの丸山新さん(&Form)とWYLC代表・KESIKI 代表/CDO石川俊祐の対談形式でお届けします。 長年使われてきた企業・ブランドのシンボルを変えることは、決して簡単なことではありません。しかし、そのストーリーや

かわる、つづく、めぐる。

「景色」 割れてしまった器を金継ぎして直した跡のことを、日本人は「景色」と呼んで愛でてきた。 これがKESIKIの社名の由来です。 KESIKIが目指すのは、デザインの力で、すでにある良いモノやサービス、ブランド、会社などの、綻んでしまった部分を継ぎ直すことで、新しい景色を生み、長く愛され続けるという状態をつくっていくこと。 そんなKESIKIが注力しているのは、 ①Create:中小企業のデザインアプローチ型事業承継 ②Change:企業や官公庁のカルチャーデザイン